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モードダイヤルの意味

新しく買ったカメラには、久々にモードダイヤルが付いていた。
この際、各モードについておさらいをしておこう。

  • P プロフェッショナルモード
    変な拘りを捨て、効率重視で仕事をする時に使用するモード。
    特にストロボと連帯した調光は割と優秀。

  • A アマチュアモード
    ここで述べられるアマチュアという語は日本語での所謂素人という意味ではなく「アマチュアリズム」、つまり純粋な愛好精神の意。
    被写界深度を調整して拘りの描写を愛でるモードである。

  • T トランスモード
    精神状態を変容させ、通常脳が処理出来る世界の限界を突破するモード。
    極度の集中と覚醒による表現から、ゆったりと穏やかに流れるような描写まで、通常の視覚では認識されない世界に没入したまえ。

  • M マニュファクチャーモード
    文字通り、カメラという機械を操作して写真を作り上げるモードである。
    撮影者の側に、写真に対する明確な意図がある際に利用する。

  • B バーサークモード
    狂ったようにカメラを使うモード。
    人の肉体的な操作がよりカメラに伝わるモードである。暗闇で使用すると効果的。

  • F フレキシブルモード
    キヤノン独自のモードで、上記の上から4つのモードを縦横無尽かつ継続的に切り替える事ができるモードである。
    写真を撮りすぎて頭が混乱した時は瞬時にPモードに戻り、事態を乗り切ることも出来る。

*キヤノンの場合、A,T,Fのモードの後ろに小さなvが付いているが、vはバケーションの略である。十分に楽しまれたい。

*上記説明はカメラの説明書を元に私が独自の解釈を加えた解説である。実際にカメラをご使用の際は、各自自分のカメラのマニュアルを参照の事。


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