歯ぎしりヤバイから、マウスピースつくって鍼治療受けた

歯ぎしり、やばいらしい(1回目)

はじめて指摘されたのは、たぶん15歳。
高校入学がきまったとき、祖母が孫をそれぞれ旅行に連れて行ってくれることが決まっている我が家は、初孫である私が一番手でした。
おばあちゃんと楽しめるところにいきたい、と選んだのははじめての京都。早咲きだった桜にあたり、とってもきれいでした…はさておき、2日目の朝、祖母にいわれたのは
「汐、歯ぎしりするくせあるんだね?」
でした。まじで??

寝言すごい。
寝相やばい。
というのは家族にいわれてはいたものの、歯ぎしりするんだねはいわれていたものの、歯ぎしりはびっくり。けれど一切自覚症状なし。放置して最早10年以上経過しました。

歯ぎしり!!!!!ヤバイ!!!!!(2回目)

その次に自覚をしたのは、一人暮らしをはじめたあと。
どうしても妹にやってほしいゲームがあって、それをやってもらうために家に招いたときのことでした。
基本的に早寝早起きの私は、妹にコントローラーとヘッドフォンを私、先に就寝。
朝を迎えるて妹に言われたのが
「お姉ちゃん、歯ぎしりひどいよ。心配になる…」
えっそんなに?

でも心当たりはありました。
なんたって歯ぎしりの主な原因にあげられているのは
ストレス
その当時の職場は人間関係が最悪。
私の入社1年後くらいに入社した、私の母と変わらない年齢の人がいたのですが、性格に難あり。
社員のだれともうまく関係を築けていないような人だった上、周囲の先輩方に「なんで汐さんにだけあんな感じなのかな?」と言われてしまうぐらい、とびきり私にだけひどい扱いをしていました。

それで本人に「私なにかしちゃいましたか…?すみません」と言えたり、上司に「耐えられません」と泣きつけたりするような素直さがあればよかったのかもしれませんが、同僚へ愚痴りながら「絶対負けない」と普通に業務をしていました。

とはいえ、メンタルにはきてたのでしょう。
朝起きれば吐き気を耐えながら会社にいき、職場につくまえは深呼吸を繰り返し、仕事中は相手が自分の目の前の席だったのもありピリピリ張り詰めながら、終業後はどっと疲れて家に帰る毎日。
これがストレスじゃなかったらなんていうんだろう?という状態でした。

歯ぎしり、やばい。病院いったほうがいい(3回目)

しかしその2回とも「へー」という状態でした。
歯ぎしりは、同じ家に住んでなきゃ特に問題がないものだろうと思っていました。

けれど、3回目は違いました。
一人暮らしをやめ、家族に迷惑がかかってしまうことが明らかにわかっていたからです。

実際家族に「汐って歯ぎしりすごいんだね、心配になる」といわれて、すぐさま歯医者を予約&いかに自分の歯ぎしりがすごいのか、ここで初めて録音しました。

寝言や、寝返りなど、音に反応して録音をするタイプのアプリに記録されていたのは、それはまあ、ひどい歯ぎしりできた。
ギャリギャリと音がなって、心配になるような音…。単純に「歯って、こんな音、でるんだあ…」というのが素直な感想でもありました。

ほぼ同時期に顎関節症でいわれる症状の一つである、口を大きくあけると顎がカコッとなる症状も出始めていました。
歯ぎしりが原因で顎関節症になることがあるそうです。
そういえば、顔も大きくなってない…???

病院でマウスピースつくる

お世話になっている方も歯ぎしりで悩んでいたことがあり、マウスピースを安く作ってもらえると通っている歯医者さんを紹介してもらいました。

私は体質的に虫歯ができにくいため、歯医者にも通う習慣がなく…。
とはいえ歯茎が腫れていたため、一通りの治療を終えてからマウスピースの作成。

実はその前にあまりのひどさに薬局で買えるマウスピースを購入していたのですが、使用のしやすさは段違いでした。
市販のマウスピースはどのような人にも合うようになっているため、逆に自分には合いにくいと思います。
また、かなり分厚く、寝ている間に無意識に外してしまうのが常でした。

さすがにオーダーメイドでつくったマウスピースは薄く、自分の歯にピッタリあうため、ある程度慣れてしまえば寝ている間に外してしまうということもほぼなくなります。

問題はつける習慣をちゃんと身に着けること…なのですが、これは人それぞれですね。

でも別に歯ぎしりが治るわけではない

多く人が悩まされているであろう歯ぎしり。実は根本的な治療がないこと、ご存じでしたか?

ストレスやかみ合わせが原因ではあるだろうといわれているものの、根本的な原因は人それぞれで、症状を緩和するための方法しかないそうです。
その一つがマウスピースですね。
他にはかみ合わせのせいで歯ぎしりが起こるケースもあり、歯列矯正なども効果的なのだそうです。

歯ぎしり自体は歯への影響がよくなく
・歯や骨が欠ける、削れる
・歯周病が進行してしまう
・肩こりやエラ張り
につながってしまうので、なにもしないよりは断然マウスピースをして、歯への負担を減らしてあげることはとっても大事です。

出てきた問題、顎痛い

つまり、マウスピースをしていても別に歯ぎしりが治っていないため、顎への負担が軽くなった程度。
歯ぎしりってどんな悪影響あるのかな?と調べていた中で、思ったのが、
私、咬筋めちゃくちゃ凝ってないか?ということでした。

長年PCと向き合っているのあり、肩や肩甲骨のコリは半端じゃないのですが、それって咬筋が要因の一つだったりもしない?
そういえば咬筋いたい…気がしてきた…。

肩こりがそうであるように、長年かかえていると最早筋肉が凝っているのか凝っていないのか自分ではわからないものです。
「咬筋が凝っているかどうかは、朝顎の疲れた感じがあるかどうかが判断の一つです」と見かけるものの、もう朝昼晩一緒!!わからない!!!いわれてみれば痛い気もする!

そうだ、鍼治療、しよう

ネットにはマッサージの方法が沢山のっていますが、あまりにもゴリゴリすぎて、自分でやっても効果が得られません。(あとは本当に習慣化ができない…)
もうこれは国家資格をお持ちの方の手を借りよう。なんなら筋肉に直接いってもらおう。
はじめてで効果の是非もわからないため、身近でお手頃な価格で鍼治療をしてくれるところを即予約しました。

施術をして頂いた方には歯ぎしりが強いこと、咬筋のコリがつらいため、そこを重点的にやってほしいとお願いしました。

鍼治療ははじめてでもちろん緊張もしていましたが、
「ん?刺された?」という痛みの時もあれば
「あっ!刺された!」という痛みの時もあり。
とはいえ、注射を刺されるのが苦手な私でも痛い!となるのは1,2度程度だったので、ほぼ痛みがないといえます。

ちなみに電気を流さない、40本ほど刺すタイプをお願いしました。

効果のほど

正直終わってすぐは「効果…あったのかな…」という程度のものでした。
目に見えて「コリが収まった!」となるようなものではないから、当たり前です。それなら歯ぎしりしている人はみんな鍼治療にいっているはずですし…。

しかし、効果があった!と気付いたのは2日後、また1週間後でした。

まず、2日目の朝、目が覚めたら顎が軽い…!とびっくり。
私の顎こってたんじゃん!と軽くなったことで、鍼治療の効果を感じたのが1回目。

2回目は1週間後。
顎…いてえ…と、今度は逆に噛みしめによる顎の疲れを実感したからでした。
これが世の中の「起きたら顎が疲れた」ということ…?やっぱり常に疲れていたんじゃん!とびっくり。
2日目の効果で軽くなった!というより、効果が抜けてしまったあとのつらさがあまりにつらく、そちらの方が強く鍼治療の効果を感じました。

鍼治療はほかにも電気を流すタイプもあり、そちらはもっと効果があるのかな…!?どうかな…!?と今すごく興味をもっています。
お高いので今後通う頻度を考えると、電気を流さないタイプを普段使いしていくことになると思いますが…。
鍼治療をやってから2週間ほどすぎていますが、顎がつらく、鍼治療には今後こまめに通うことになりそうです。

また、ご存知の方も多いと思いますが、お笑いタレントのオアシスズ 光浦靖子さんも、昔に比べとてもお顔がシュッとされましたよね。
あれ、歯ぎしりによる咬筋の発達の影響だったようで、マウスピースを使用してシュッとされたそう。

もしかしてマウスピースと鍼治療続けたら小顔になってくれないかな…と期待も抱きつつ、現在無収入なのでほそぼそと通える範囲で治療していきたいな、と思います。

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