観光業界に学ぶ音楽業界の回復0519NewsPicks「THE UP DATE」感想

最近、NewsPicksのコンテンツを見ている時間が1番楽しい。ついに7日間限定で無料プレミアム会員になってしまいました。

明日で解約しないと有料になってしまうので、最後に昨日配信された放送を観ておこうと思って見たら、こりゃたまげた。

「観光業界にチャンスはあるのか？」の回。

https://twitter.com/newspicks/status/1262729139053719552?s=21

ゲストは星野リゾートの星野社長やHOTEL SHEなどの社長の龍崎さん。龍崎さんのヘルシーな可愛さ憧れる。そして言葉に持たせる力が強くて説得力がある。

「観光業界は最初に影響がでて戻ってくるのも時間がかかる」

これは我々の音楽業界（エンタメ）にも通ずることなので、今回は勉強になる予感。

観光業界といえば、ホテルバンバン潰れて悲壮感がただよう感じかと思いきや今回はすごく前向きで誰も悲観してなんかいない！みんな揃って前を向いている神会でした。

序星野社長が「18ヶ月かけて戻ってくるという見通しで、動いている」と。

そのくらいでワクチンができるのではないかという見通しと、来年オリンピックが開催させるためにそこまでになんとか戻すのではないかという予測からとのこと。

印象的だったのは、その数字ではなく、

「山の頂上が見えてれば、そこまで頑張れる。今の時間をどう使うかということが、アフターコロナの後に日本の観光産業をどれだけ強くできるかにかかっている」

という言葉でした。強く響いた。

音楽業界もそうだ。悪しき無駄な習慣とかぜーんぶ無くなれば良いって思ってる。

私たちもそうだ。私は、今をしのぐことばかり考えていた。半年後のコンサートが延期になるかもしれないことに絶望している場合ではない。もっと先を考えないと。

私は、龍崎さんがおっしゃっていた「脱観光」という考え方に近い考えでいた。

たしかに、落ち着いたとしても元どおりはなく、そもそも「元の状態がよかったか？」という問題があるので、今できることとミックスしたハイブリッドな体験（サービス）をしてもらうことという視点は大切。

ただ、ハッとしたのは、その先のことを考えられていなかったこと。

龍崎さんはたぶん、ミックスしたホテルの文化をどんどん生み出していくんだろうなぁ。楽しみ。

その場しのぎで楽しむ、楽しませるのももちろん大切。街が少しずつ慎重に息を吹き返してきた今、完全に密になれる世界は程遠いけれど、「1番素晴らしい」「なにより面白い」ということを求めていかないといけない、と感じました。

想いの強い人の言葉は響く。

悲観しているような業界では前に進めないな。まずは非力ながら自分の言葉から変えていこう。

解約しようとしていたNewsPicksは、きっとこのまま有料会員になります。笑

NewsPicksを見ている時間が1番楽しいのは、きっと、この困難の中でも勇敢に前を向く人に勇気をもらいたいからだ。