昔のブログ ~2006.01.28~

大晦日の晩餐


夕方、夫の実家に到着するとすでに義母がご馳走を
たくさん用意していた。

夫の実家はインドネシア華僑になるらしく、
おそらく台湾の伝統的な旧正月の過ごし方や食べ物が
ちょっと違う。
やはりこういうときにもインドネシア料理が用意されたりする。
今回も義父が向かいに住む義兄夫婦の家の屋上で
サテー(インドネシアの焼き鳥)を炭で焼いていた。

それに加えて義母は新しいことに挑戦するのが大好き。
当然料理も創作料理が多くなる。(笑)
今年もあれこれ目新しい料理がたくさん並んでいた。
本当は義母の作るチキンカレーや
牛肉の煮込みが食べたかったのだが、
残念なことに今年は作らなかったらしい。

それでも必ず定番として作るのは『魚』と『炒麺』。
『魚』は一匹そのままを揚げることが多いが、
たまには蒸すこともある。
魚にはいい意味があるのだと思うが、
詳しいことは知らない。(笑)
『炒麺』は長寿の意味があると教えてもらった。
だから取り分ける時に長い麺をそのまま皿に取らないとだめらしい。
その昔、『長いから・・』と箸で短くしようとしたら怒られた。(苦笑)

さて、これだけの料理をもちろんひと晩で食べつくせるはずもなく、
日本のおせちと同じ感覚で旧正月の間にこれらを食べることとなる。
が、日本のおせちとは違い、
長期保存を考えて作っているわけではないので
次の日にいただくとなると結構きついものがある。(苦笑)
特に魚。今年は特にまた一段と大きな魚の丸ごと揚げ、
しかも上にソースをかけてあった。
これは間違いなくまずいだろう・・・

まあ、ご飯も何日も温めなおしてなくなるまで食べるのだから
何度も温めなおした魚を何日もかけていただくことぐらい
なんてことないのだろうが・・・(苦笑)

さて、この魚はいったいいつまで食卓に上がってくるだろうか?!
と、1人想像しながら除夕の晩餐をいただいていたのだった。

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