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【教育】「教師らしく」 その2

私は「教師らしく」とはどんなことかを自問自答しながら、生徒・保護者への立ち居振る舞いを考えていました。

例えば、生徒を叱るとき、「教師らしく叱っているか」を考えます。
「叱る」は「やったこと=行為」であってその他は関係がありません。そして、最後に「この件はこれで終わり。」と収束宣言をすることでお互いの関係を元に戻しました。
もし、「叱った後」、生徒の心情が不安なら、保護者に「生徒には秘密にしてほしい」と頼んでから状況報告をすることも「教師らしく」と思います。教師は「生徒」と「保護者」の間に入って、「保護者」側を向いて「生徒」を守る必要もあります。

他にも、「1対1で補習をする」ということが「教師らしく」に当てはまるかどうか?
熱血教師は自分勝手な想いです。その生徒の理解不足はもちろん、他の生徒は理解しているかどうかも含めて怪しいです。補習したいなら全員だと考えます。
 
しかしながら、教師も人間です。聖人君主ではありませんが、勤務時間一杯は役者のように「教師らしく」を演じ、時間外はニュースになるような破廉恥な行動でも困ります。