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「質の低下」 その2

教員採用試験の応募者数が減少の一途をたどり、その報道があるたびに「質の低下が懸念されます」とコメントがついています。ここ数年、同じコメントが続くので、「質がよい時(?)」を100とすると、低下率が10%にしても、数年で50となっています。
この「質の低下」については日本人全体に関わることでここでも触れました。

そんな中、国家公務員(一部地方公務員)の応募者数が減少しているいう報道がありました。

ブラックな職場環境で退職後の恩恵もなくなったことが表面化してからは使命感だけではやっていられないと考えるのでしょう。

しかし、その話題には「質の低下」は付け加えられません。不思議です。

それにしても、応募者や就労者に対して「質の低下」は差別用語ではないかと感じるのは私だけでしょうか。