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2歳連れ沖縄・石垣島旅行 1日目

10月中旬 ☀️☁️/27°C

7:00 起床
9:40 羽田空港着
11:35 羽田空港発
14:45 石垣空港着
15:15 東バス臨時便出発
15:45 石垣港着
16:30 フサキビーチリゾート着
18:00 夕食

娘が2歳のうちは、飛行機のシート代がかからない。であれば今のうちに飛行機旅を、とANAのセールを見て言い出したのはりりちゃんだった。

よく考えればシート代がかからないからといって、旅行に行けば金はかかるのだが、そろそろそういうパッとしたイベントを求めていた銀もそう言われたら行きたくなってしまい、結局りりちゃんの提案に乗る形でこの沖縄旅が決まった。

沖縄に行くからには3泊はしたいということで、3泊4日。広島の2泊を越える、娘史上最長の旅ということになる。

銀は幼少期から夏に沖縄に家族旅行にいくのが恒例だった。それも、石垣島の現ANAインターコンチネンタルリゾートに宿泊し、そこを拠点に竹富島や西表島にアイランドホッピングするのが定番。娘との旅行も、20年越しにそれに則る形のプランを組んだ。

とはいえ、インターコンチは高い。また今や大人な雰囲気なようなので、2歳連れなのでどうかなと思っていたところ見つけたのが、フサキビーチリゾート。子連れの方がよく宿泊しているとSNS等で評判で、インターコンチより若干カジュアルなお値段ということもあったので、こちらに泊まることにした。

前回同様、荷物は事前にホテルに郵送済み。
また前回の反省を活かして、空港には早めに着いて早めにチェックインし、搭乗口まで行ってしまうという作戦。当日は早めに家を出て、搭乗まで娘の好きな飛行機でも眺めてようなどと話していたのだが、なんだかんだで1.5時間前くらいに羽田空港に到着。普通に保安検査を通り、ご飯を食べたらあっという間に搭乗の時間。

昼時のフライトだったこともあり、娘は離陸後にすぐお昼寝。こんなに上手くいくのかというくらいすんなり寝た。娘は飛行機を眺めるのは好きそうだったが、乗っているときはそこまで楽しそうではないのが不思議。機体が古く、座席背面のディスプレイがなかったせいもあるかもしれない。

しばらく寝てから、後ろに座っていた同じくらいのお子さんの悲鳴に起こされた後も、大人しくシール遊びやジグソーパズルを楽しんでくれた。おかげで3時間のフライトもあっけなくクリア。今回はやけに幸先が良く、逆に不安になる。

直行便で石垣空港に着くと、本土とは違う暑さを感じるとともに、昔とは空港の様子が全く変わっていて驚く。カフェのような飲食店や、お土産屋さんも含めて内装が洗練されていた。滑走路も伸びたのか、我々の乗ってきた飛行機のようなジャンボジェット機もちらほら。
授乳室でオムツ替えをして(優先トイレにはオムツ替え台はなかった)、記念撮影してから慌てて路線バス乗り場へ。30分おきにしか出ていないバスで市街地へ行きたいのだ。

結局、東バスの臨時便があったので無事それに乗る。車窓から見える、本土とは全く違う植生や建築、お墓などにいちいち驚いていたらあっという間に石垣港に到着。路線バスという名前だが、実質は空港から石垣港まで乗っている人が大半なので、半分高速バスのような感じである程度までノンストップだった。

実はフサキビーチリゾートは空港からシャトルバスが出ており、それに乗れば自動的にホテルに着くのだが、我々がわざわざ石垣港に寄りたかったのには理由がある。

いわゆる石垣島における市街地として、石垣港の付近が一番栄えているので、ショッピングや食べ歩きがしたかったのだ。銀はとりわけ「石垣さかい商店」という雑貨屋に寄りたかった。ここは何を隠そう、ゲンキクールにまつわる雑貨を販売しているお店だ。

ゲンキクールというのは、石垣島のご当地ドリンクで、いわゆる乳酸菌飲料なのだが、なんといってもロゴがレトロで可愛いし、20年前の旅行の時にもよく飲んでいたので懐かしく、グッズが欲しかったのだ。
いかにも元気そうな子供のイラストの下にカタカナで「ゲンキ」と書かれたゲンキクールのロゴTシャツを、2歳の子供が着て可愛くないわけがない。

ただ、銀が行ったときにはもう10月でシーズンも終わりかけということもあるのか、Tシャツの在庫には欠けが多く、色はたくさんあるのだがサイズが160, S, XLしかないような感じ。大きめに着たがっていたりりちゃんも、欲しい色では160サイズしかなかったよう。

石垣港での用事を済ませて流しのタクシーを拾い、いよいよフサキビーチリゾートへ。観光地ということもあるのか、タクシーの運転手さんは話しかけてくる系が多いと思う。沖縄出身の有名歌手の実家の場所をいくつか教えてくれた。

フサキビーチリゾートは海岸沿いにかなり広大な敷地を有しており、我々が泊まるホテルとは知らず「これ何?」となるくらい、車窓から敷地を囲う壁が延々と続く。

フサキビーチリゾートのフロント

フロントでチェックインすると、我々の泊まるガーデンヴィラというのはフロントのある棟から非常に遠いため、カートに乗せて連れて行ってくれるという。このホテルの敷地を走るカートはなぜか我々大好きなので、もちろん乗せてもらうことに。娘も楽しそうである。

カードキーをかざして入ると、部屋の内装は少し古いが必要十分といった感じなのだが、このガーデンヴィラの周りの景色というのが非常に良い。沖縄らしい赤瓦のヴィラが並ぶ通りにヤシの木やプルメリア、ブーゲンビリアなどの南国の植物や鮮やかな花が咲く光景は、沖縄らしさと少しバリのリゾートのような雰囲気も出ていて、とても写真映えしそうである。

またフサキビーチリゾートはインターコンチほどの大きさではないがプライベートビーチを有しており、ヴィラから歩いてすぐビーチに出ることができる。ヴィラからすぐ近くの琉球中華フュージョンのレストランがテイクアウトをやっている(17:00受付開始、18:00から引き取り可)ので、いくつか買ってビーチで夕食をとることに。麻婆豆腐とカニチャーハンとホッケンミー(シンガポールの炒め麺)を買った。1つ大体2000円前後とホテル価格だが、ちゃんとボリュームもあって熱々。娘はホッケンミーが気に入った様子。売店でもオリオンプレミアムという、東京では見かけないオリオンビールを購入した。りりちゃんはゲンキクールを購入。

フサキビーチリゾートは島の西側の海に面しているため、サンセットが有名らしい。晴れてはいたもののあいにく雲に隠れて沈む夕陽は拝めなかったが、夕暮れの綺麗な海と空を眺めながら食事をとるという非常に贅沢な時間を過ごすことができた。

明日はミルミル本舗と川平湾に向かう。

反省点
・ヴィラは一階。たまたまかもしれないが、食べ物を放置していると深夜にアリさんの行列が。
・10月でも花が綺麗。ただ日に日に落ちて少なくなっていったのでギリギリだったかもしれない
・ヴィラ近くの売店や空港にも多少ゲンキTシャツが
・売店20時前に閉まっていた?
・琉球新天地はウェディング等があると貸切が発生するので行く場合は要確認
・空港から港へのバスは臨時便も出ている様子
・石垣空港では、オムツ替えは優先トイレではなく授乳室でできる

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