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表銀座縦走 [Day0]

買い出しと準備、東京を出発

- 8/1 スケジュール -
天気: ☔️
10:00 買い出し
13:00 帰宅
21:00 家を出発
22:00 竹橋駅のビル集合
22:30 バス受付開始
23:00 中房温泉行バス出発

8/1朝、僕はりりちゃんの家から出ると早速新宿へ向かった。僕はすでに7月にバイトで稼いだお金で、神保町のさかいやスポーツでミレーの35Lザックを事前に買っておいた。この日は足りないものの確認も含めて結局Mと2人で昼の新宿に買い出しに行くことになっていたのだ。

表銀座に連れていったミレーのSAAS FEE 30+5。

新宿はこういう時に便利で、ユニクロ、モンベル、石井山専、エルブレスなど大きい店舗が揃っている。最近お気に入りの新しい南口広場で、投票に行かなかった都知事選の演説を何となくYouTubeで観て時間を潰していると、Mから新宿に着いたとの連絡。中央東口付近で合流した。Mが行きたいと言ったので、僕らはまず南口のモンベルに向かった。

僕は最初モンベルに行く気はあまり無かったのだが、結果から言うと行って正解で、色々買った。防水スタッフサックを3つ(3L×2、0.5L×1)、1Lのプラスティックボトル(青)を1つ。欲に溺れず、必要なものは購入して、なかなかいい買い物が出来たように思う。Mも1Lのプラスティックボトルとゴアのスタッフサックを買っていた。こういう小物を買うときはやはりモンベルが色々揃っていて安くていい。

次に石井山専へ。新宿東口のビックロの最上階にある。今回は寄らなかったが、ここのユニクロもわりと便利(爆買い中国人の買い占めには注意)。僕は石井山専で行動食(スポーツようかんと塩飴)、スマートウールのソックスを買った。Mもすだち岩塩飴とかいう美味しそうなものを買っていた。

その後薬局で粉末スポーツドリンクを2袋と安売りの60円のアクエリアスを買った後、別れて一時帰宅。地元のスーパーで行動食と非常食を買い足したこともあり、朝10時から買い物を始めて結局家路についたのが13時。意外と時間がかかってしまった。

買ったものは大したものでなくても家ですぐに開封したくなる。開封作業、そして同時にザックへのパッキングも始まった。まずは衣類。レインウェア上下はザックの下の部分にしまい、フリース、長袖アンダー2枚、半袖アンダー2枚を3Lをワンセット、パンツ3枚、ソックス3枚をワンセットにしてそれぞれ3Lのスタッフサックにしまった。スタッフサックはやはりあると整理しやすいし防水で安心。買って正解だった。0.5Lの小さいスタッフサックは貴重品入れに使い、それは雨蓋に収納した。

プラスティックボトルは洗って干して、あとはいつも通りの登山グッズである、虫除け、日焼け止め、酔い止め、地図(久々に購入)、コンパス、バッテリー、ラジオ(使わなかった)、行動&非常食(大量)、帽子、サングラス、ロールペーパー、ウェットティッシュ、耳栓(今回初起用)、エマージェンシーシート、十徳ナイフ(?)、折りたたみ傘などをつめていく。アウトドア用の財布は運悪く弟がインド留学に持って行ってしまっていたため、家にあったおもちゃみたいなやつで代用。それでもポールスミスを持って行くよりマシだ。アタックザックとしてパタゴニアのヒップバッグも持って行った(これも大正解だった)。レインカバーはザックに付属しているので問題なし。

と、ここまでいったところで眠気が襲ってきたので、一旦仮眠。起きたのは18時くらいだったろうか。あと3時間で出発か、と思うと意外とその時が迫っていることを感じさせられた。Mに頼まれていた登山届を印刷し、それとペンをザックに突っ込み、夕飯とお風呂を済ませ水など詰めるともう出発予定の21時を軽く過ぎていた。予報は東京も長野も豪雨。北アルプスの稜線に初めて行くのにこんな天気では非常に不安だったが、その時はそんなことを考える余裕もないまま出発となった。一回財布を忘れて取りに戻り、竹橋に着いたのは待ち合わせより10分遅れの22:10であった。

登山届。あとで書こうと思ってた。

Mに謝りながら毎日あるぺん号の集合場所に着くと、ザックと共に地面に腰掛けてバスを待っている登山者が大勢いた。お盆ではなくとも8月初旬、一応梅雨明けとなるこの時期は山に行くにはいい時期なのだろうか。僕らは置けばいいのにザックを背負ったままトイレを済ませ、ファミマで明日の朝飯やデオドラントシートを買いながら22:30を待った。

22:30になっていよいよ中房温泉行きのバスの受付が開始。僕らも列に並んで受付を済ませ、いよいよバスに乗車。と思ったその矢先、やはり大きなザックはバスの下部に収納するのだという事実を知る。僕らは慌ててアタックザックやスタッフサックに車内で必要な物品を詰め込んだ。

バスは4列シートで決して快適な睡眠とはいかないが、友達と来ていた僕にとっては些細な問題だった。むしろ隣との距離が近いので消灯してからもコソコソと話していることくらいは出来る。

サービスエリアで何回か休憩があったが1回目(談合坂SAだった気がする)以降はよく覚えていない。決して眠れた手応えはないが、起きていたわけでもない。いつもの夜行バスの感じ。

意識がはっきりしてきたのは、中房温泉の一つ前の停車駅(おそらく常念岳の一ノ沢登山口)の直前だった。車のライトに照らされた山道がやたら怖かった記憶がある。駅に着いた時も日の出前の真っ暗な山中で、ここで降ろされたくないなと思った。

停車駅前後の車内アナウンスで完全に目が覚めた僕は、隣で眠っているMを横目に竹橋のファミマで買った朝飯を食べていた。外はだんだん明るくなっていて、朝日に照らされたオレンジ色の山肌もちらりと覗いた。とりあえず雨が降っていなくて安心。あと10分ほどで中房温泉に着きますとのアナウンスが入り、ようやくMも目覚めたようだ。河原のような砂利道でバスは停車し、いよいよ中房温泉、燕岳登山口に到着した。

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