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視覚化の重要性|目に見えない世界を描き出す力

「視覚化」することの重要性について
共有します。

個人的には超大事にしてる内容です。

まず前提として、
人は情報の9割を視覚に依存しています。

そのため目に見えるものは盲信し、
目に見えないものは否定しがち。

しかし、僕らを取り巻く世界は
見えるものだけで出来ている訳ではありません。

感情、思考、時間、目標、精神世界…

むしろ人生において重要度の高いものほど
目に見えないのではとさえ感じます。

で、ここでいう「視覚化」とは
そんな重要度が高く捉えにくいものを
なるべく見える化しましょうってお話です。

今回は視覚化すると得する
4つの領域に焦点を置いて解説していきます。

⑴感情を解き放つ:視覚化がもたらす心の安定

まず僕がオススメする視覚化すべきものは「感情」

最新の脳科学では、感情を視覚化すると
脳の扁桃体(感情を司る部位)の活動が鎮静化し、
冷静さを取り戻せるという研究結果があります。

特にメンタルがヤバくなったら
「なぜメンタルが病んでいるのか?」
を問いかけて
その原因を紙に書き出してください。

例えばそれが仕事の悩みによるものなら
具体的に何が不満なのか、
収入面か、人間関係か、やりがいか。

収入面であるならば
具体的にどれくらいの金額の不足が
不満を生み出してて、それはなぜか?

人間関係なら誰と
どのような問題が発生しているのか、

やりがいならどんなことを本当は望んでて
何が今不満なのか、など

詳細に言語化します。

このような見える化を行うことで
自分の感じている感情の要因が
わかるようになり、正しい対策や
するべきアクションが見えてきます。

僕はこれやってなかったら何万回心が爆死しているか分からないっていうくらいお世話になっている手法です。

ぜひやってみてください。

また自分理解を深めたければ感情日記や
ジャーナリングといった方法もおすすめです。

感情日記
その日に起きた出来事の中から、
感情が動かされたことを書き出したり、
その時の感情を書き出す

ジャーナリング:
一定の時間内で自分の頭に浮かんだことを
ありのままノートに書き出すワーク

これらの方法を通して、
今まで気づかなかった
自分の心の奥底に眠る感情に気づく
キッカケが得られます。

⑵時間を見える化:現実を変える時間管理術

次に時間。時間は誰にでも
平等に与えられた有限な資源。

しかし、目に見えないからこそ僕らは
無意識のうちに時間を浪費してしまいます。

そこで有効なのが
時間を見える化すること。

例えばマイクロソフト社が行った調査によると、

作業時間を見える化する
タスク管理ツールを導入したチームは
導入していないチームと比較して、
プロジェクトの完了率が
20%向上するという成果もあるそうで。

日本の大手企業キーエンスなんかも
時間管理の見える化を
1分単位で行うことで有名です。

仕事のプロフェッショナルたちは
成果を生み出すために時間を見える化して
徹底管理することの大切さを知っています。

自分の生産性を上げたければ
我流であーだこーだするより
まず時間の見える化から始めるのが利口
です。

具体的には手帳やアプリを使って、
自分の時間の使い方を可視化する。

手軽なのは「Googleカレンダー」や
TimeTree」などのスケジュール管理アプリ。

本格的に実践したい人は
分単位で行動を記録するくらい
やってみるといいでしょう。

で、次にあなたの最高の1日を具体的に言語化。

仕事で成果を上げたいのか、
家族との時間を大切にしたいのか、
趣味に没頭したいのか。

あなたの価値観を反映した
「理想の時間割」を作成し、
どんな時間の使い方をしたいのか?

そしてそのために行うべき
具体的な行動計画やルーティーンを詳細に作成して実行するまでがセットになります。

⑶未来のビジョンを描く:理想の世界とつながる

未来を視覚化。これも超大事ですね。

目標を叶えたければ紙にかけ

という教えは有名ですが、
同じことですね。

何も考えず漠然と過ごすのと
理想を描き、逆算された毎日を過ごすのとでは
未来の目標達成率に雲泥の差が生まれます。

仕事、恋愛、健康など、
それぞれどんな未来を実現したいのか?

具体的なテーマと目標を決めて、
その目標を達成している時のあなたは
どんな状態なのかを見える化する。

達成後の未来が思い浮かばない人は
あなたの目標をすでに達成している
理想のロールモデルとなる人物も
探してみてください。

そして
その人と自分は何が違うのか?
違いを言語化します。

その要素の中から
すぐに取り入れることができるものを
言語化して習慣にセット。

⑷潜在意識の可視化:心の奥底に眠る可能性を解き放つ

そして潜在意識。

人には顕在意識と無意識の領域である
潜在意識が存在します。

潜在意識は、過去の経験や記憶、
信念などが蓄積された
巨大なデータベースであり、

僕らの思考や行動の9割が
この意識によるものとされています。

しかし、それは目に見えない世界の
更に無意識な部分であるがゆえに、
アクセスするのが大変難しい領域です。

この潜在意識を視覚化することです。

例えば夢からのメッセージを視覚化・言語化するというやり方があります。

これは僕も
トレーニングがてらやってることで、

尊敬する資産1000億越えの
経営者さんから教わった理論なので
信じれる人は実行してみてください。

具体的には
夢の中で体験したことを絵に描いてみたり、
頭の中に浮かんだイメージを朝起きてすぐ
メモで書き出してみることです。

一見すると意味不明な夢やイメージも
客観的に視覚化・保存することによって
隠されたメッセージが
見えてくることがあります。

それはあなたが本当に望んでいることや
心の奥底で抱えている問題を解決する
ヒントだったりします。

マスターしていくと夢の中で問題解決や
インスピレーションが落ちてきます。

ちなみにこの方法は
科学的にも検証されていて、

心理学者のカール・ユングは
夢を分析することで無意識の世界を理解できる
提唱しています。

潜在意識の視覚化は、
自分をより深く理解するためのツールです。

この話を聞いたあなたは今日から少しずつ意識して観察してみるのはいかがでしょう。

まとめ:目に見えない世界を"視覚化"する、ということ。

・視覚化は問題解決や人生を豊かにする上で非常に重要な役割を担っている
・まずは「感情」「時間」「目標」「潜在意識」を可視化せよ

今回お伝えした4つの領域以外でも
見えない世界観を視覚化することで
僕らは莫大な恩恵を受けることができます。

「これって視覚化できないかな?」

っていう視点を持ちながら
世界を見渡してみると良いかと。

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