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ちょいスキル13対人戦マネーイズパワー編前編

この物語の第一話は上です~


焼肉クイーン、クイーンコース90分食べ放題3000円でなんと、その店舗の名物5種含む!という看板を、スイーツビュッフェ行った時に観てて気になってたんだよな
とケンジンは言っていたわ
5大名物とは、クイーンカルビ、大判上ロース 壺付けドラゴンハラミ、あぶりすき焼カルビ、焼きしゃぶミスジなんだそうな
これをそれぞれ単品で頼むだけで4000円を超えるそうだから、店員さんに案内されて着席すると迷うことなくタッチパネルで、クイーンコース2人前を注文する。
「せっかくだし名物5種2人前注文しようぜ、あとご飯だな」
「そうね、とりあえずそうしましょ」
ご注文を受け付けました、と画面に表示された。
すると、店の入口が開き、大きな声が聞こえてくる
「へえ、庶民向けの店にしては、オシャレな店内だな!果たして肉の質はどうだろうな?このエンエンを満足させたらしめることはできるか?ドルドル?」
ドルドルと呼ばれた青年が答える。
「エンエン!そういうこと言わない。席が満席近くまで埋まってるみたいだし、人気店なのは確かだぜ?」
エンエンが私たちフューチャーウォークの方へ向かってくる
「おやおやぁ?君たちは確かジャンケン大会で金のキュロちゃんを獲得したケンジン君ユミナさんではありませんか?
単刀直入に言いましょう!私たちと賭け試合をやりませんか?こちらからは、フルヒール2個を賭けましょう!あなたたちは、金のキュロちゃんひとつのみ賭けてくれればいいですよ。あ、そうそうこの世界での人間のレベルは30が最高ですよ。私達もあなたたちもレベルカンストだ。シンプルに名前の加護の力とスキル構成だけの勝負です!いかがですか?もし私達と対戦していただけるなら、明日朝9時に闘技場前に来てください お待ちしておりますよ」
「本当にフルヒール2個、俺たちが勝ったらくれるのか?」
「ええ、私達のパーティ名はマネーイズパワーお金には困ってないのでね、お、配膳ロボットが来たみたいですね、お食事、お楽しみください」
私はケンジンにたずねる
「どうしようか?フルヒール2個なんて私達の独力では、まず手に入らないわよ!?」
「ここでは話せないことがある!スキル石屋の、スキル石試し部屋で話そう!とりあえず名物5品目とご飯食べたら、スキル石屋へ行こう、まだ19時だ、食べ終わってから食べ放題無視して会計済ませて、すぐにスキル石屋だ」
早速クイーンカルビから焼く!うまい!これでホントに食べ放題なの?
「美味しいわね!状況が状況じゃなかったら時間いっぱい食べたいところね」
…30分後、私達は会計を済ませ、スキル石屋へ向かう!ケンジンは所持金247900円にユミナ所持金161000円になった

あとで聞いた話だが、
「よっしゃあ!」
「もらったあ!」
と叫ぶ、エンエンとドルドルの姿
そして闘技場ファンの客達が、
「おい、お前どっちに賭けるよ?」
と盛り上がっていた、ということがあったらしい。

ちょいスキル14対人戦マネーイズパワー中編その1。
まずは仮の作戦を練りましょう!へ続く


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