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【全勝レジギガスデッキ解説付き】TierOne渋谷・ジムバトル参加記

はじめに

上司から有給を取れと脅され、1日空いてしまったので、ジムバトルに参加しました。結果としては13:00-で使用したはくばパルキアで1勝2敗、15:30-で使用したレジギガスで3勝0敗でした。会場の様子など含めて記録を付けておきます。

会場について

今回は渋谷のTierOneさんにお邪魔しました。渋谷にはセンター街にバトロコがあり、今まではそちらにお邪魔していたのですが、今回はコチラに参加。定員が12人/回と少ないものの、1日3回もジムバトルが開催されています(5/6現在)。

ちなみに、参加賞は10弾(順位により枚数変動)+6弾1パック、そして店舗で使える400円引券でした(当日限)。重複使用OKとのことで、2回ジムバトルに出て800円引になるオトクさ。僕は友人へ布教する用のダイゲンキデッキを買いました。

1300-の回は定員12に対して応募が16-20くらいあり、抽選。1530-の回はバトロコが1500-でジムバトルをやっていたからというのもあってか、9人でした。

1300- はくばパルキア

パルキアメタ多すぎて辛かったです。萎えました。

1戦目 うらこうさくレントラー3-6✕
アメで2進化のレントラー呼んでパルキアを倒すデッキ。初手でボール引けず、パルキアメッソン1体づつだったのが悲しい。全般引きが悪い中では頑張れたが、非エクで早く殴りたかった。

2戦目 パルキア6-0○
後ろのパルキアをボスで狩り続けた。後攻だったが勝利。

3戦目 アルセウスそらとびピカチュウ0-6✕
殴り始める前に弱点ワンパン。悲しい。

ちなみに、ウッウロボチャレンジの結果は…

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ガッサ。

こんなにメタられるならパルキア使わんわ!と思い、1530-回はレジギガスにしました。

1530- レジギガス

なんと、こっちではパルキア使用者が多分ゼロ。なんでや…

1試合目:きょうめいしんか 6-2○
向こうの事故もあり勝ち。途中ギガスで前を縛られて辛かった。

2試合目:アルセウスジュラルドン 6-2○
後1で6体揃う。アルセウスを2回狩り、最後は雪道を引いてジュラルドンに通して勝ち。セイボリーがキツかったが、現物+山脈+キャプチャーで復帰した。

3戦目:ハピナスミルタンク 6-4○
3回もセイボリーを打たれたのに、ボールと山脈とキャプチャーで復帰。
ばつぐんグラスでハピナスをワンパンし続け、勝利。

握ってて楽しいし、プレイングもそれなりに考えることの多い、結構良いデッキだなと感じました。練度を上げつつ、サブデッキとして今後は使っていきたいですね。


ちなみに、全勝優勝したんだから6弾の中身は当然…

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出ないんか―――い。


というわけで、デッキ解説です。

デッキ解説

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各カードの採用理由は下記の通りです。

レジスチル/アイス/ロック:各2
基本的には前に出ないポケモンなので、薄めの採用。アイスはブリザードバインドで時間を稼ぐのに使ったりします。ロックは無色に弱点を付けるので、アルセウスとハピナスがいる相手には主戦力になります。

参考:レジロックの特徴
レジロックのギガインパクトは、オーロラ2枚+無色要求で、打点が140。
次の自分の番は技が使えません。
この技は普通に打っても素のアルセウスvstar/ハピナスvを飛ばせる他、ザクロを打つかベルト/グラスを付けることでおまもり付アルセウスvstar/マント付ハピナスvもワンパンすることができます。
基本的にロックは返しのターンで倒される上、生き残ったとしても連打するには回収ネットで手札に戻さないといけないため、ロックに貼ったグラスやベルトは1回限りの消耗品だと割り切るのが無難です。

というわけで、ザクロによって常にトラッシュから打点+30できるのはどうぐリソースを無駄使いしない、という意味で貢献度が高いです。

レジドラゴ:ひほう1/ドラゴンエナジー2
"りゅうのひほう"は序盤の展開に役立ちます。打点的にはドラゴンエナジーの方がいいですが、こっちはオーロラ3枚要求なので、序盤だとエネが落ち切っていないことが多いです(下手すると3枚落ちる前に試合が終わるケースもあります)。
よって、スタート時はなるべく"ひほう"のドラゴを前に置く、1ターン目の嵐の山脈でドラゴを選ぶ場合は"ひほう"を選択する、といった点は意識するようにしています。ドラゴンエナジーはvをワンパンできる火力があるため、当然エネが揃えば主戦力になります。

レジエレキ:テラスパーク3
レジエレキの役割はただ一つ、パルキアvstarをワンパンすること。先2でパルキアvを狩る、ベルトorグラスを付けてvstarを狩る。そのためにはテラスパーク一択です(ベンチ狙撃も悪くはないですが…)。
レジエレキはパルキアデッキだとボス等で執拗に狙われるので、つりざおでの回収が間に合わなくても戦えるよう、ターゲットボルトは1枚も入れていません。ターゲットボルト1:テラスパーク2の構築にした場合、対パルキアでテラスパークが1枚トラッシュ1枚サイド、山の中はターゲットボルトのみ、みたいな状態になってしまう際にエレキの価値がなくなってしまうので…

レジギガス:3
鍵となる特性を持っているため、3枚採用。とはいえ、ギガスで殴る事はそんなにないです。

※レジの枚数についての考え方
基本的には前で殴る可能性の高いレジを3枚、低いレジを2枚、というイメージで考えてください。ギガスは逃げエネと特性の問題からボスで呼んで倒され(たり前で縛られたりす)るケースが多く、3枚にしています。
巷ではエレキ2枚の構築をよく見るのですが、個人的には3枚一択です。

まず対パルキアではエレキが2回倒されること。エレキ3回で2-2-2と取る予定なら、サイド取ったその返しでエレキは基本倒されているはずです。2回倒されても3投なら釣竿使わずに置ききれる可能性があります。
次に、嵐の山脈に対応していること。つまり、セイボリーを喰らった時に優先的にトラッシュできることです。詳細は後述しますが、レジの天敵でもあるセイボリーへの対策として、リカバーしやすいレジを多めに投入し、釣竿はスチルアイスロックを戻す用に回すことが重要かなと感じています。

ボール:クイック4/ハイパー2/ヘビボ1
ハイパーはエネを切る用なので、最低限の2枚に。キャプチャーEもクイックボールと同じような働きをするので、ボールはこれだけあれば十分です。
ヘビボは2体しかいないレジを救出するためには必須です。

回収ネット:3
逃げエネが全部重いので、必須です。4投したいくらい。
手札を見ながら壁にするレジを変えるために使ったり、えいちを2回使うために使ったり、ボスで縛られたレジを打開するために使ったり、使途は様々。

つりざお:3
これが無いと直ちに詰む可能性があるので、3枚は必須。対レジが分かっている人だと、2投しかしてなさそうなスチル/アイス辺りを延々とボスで狩ってきたりするため、早めの段階でつりざおを使い、リソース管理をする必要があります。とはいえ4投するほどでもないかな。終盤はポケモンよりボスとかベルトとかが欲しい場面が多いので、山に不純物を混ぜないために過剰使用も考え物。

ベルト:2
打点上昇道具①。返しで倒される前提の為、ダンデみたいなインスタント+30と思っておくべき。使途としてはギガスにつけてミュウワンパン、ドラゴンエナジードラゴに付けて一部vstarワンパン、くらい。思ったよりワンパンラインの引き上げに貢献する瞬間が少なかったので、序盤でトラッシュしても問題ないです。

メガネ:2
打点上昇道具②。相手の細かい耐久調整を全て無にする道具。唐突に環境外からくるvmaxなどもこれで戦えるのが便利。弱点という意味では、ロックにつけて無色ワンパン、エレキにつけてパルキアワンパンあたりが主な使途に(この辺りはベルトでもできるが…)。あと、実はエレキのバチバチ(無色1エネ20点)、グラスを持たせるとメッソン狩れるんですよね…後1相手どん呼ぶの相手に対し、レジが揃う前から先2でメッソン狩れるのは結構良いです。

トレシュ:4
神カード。単純に山を掘れるのも強いし、エネルギーを落とせるとなお強い。この構築ではバーネット博士を採用していないため、エネ堀りはコイツに任せています。

博士:3
ポケモンを揃えるよりエネを落とす方が難しいデッキなので、トラッシュできる博士の枚数がシロナの覇気より多いのは自然か。

シロナの覇気:2
トラッシュしないドロソなので、手札に余分なレジを抱えている時に役に立つ。基本的には手に来たものを使うスタイル。

ボス:2
殴りに来たvのアタッカーを返り討ちにするようなデッキなので、後ろを呼びたくなるケースがそんなにない。2枚で十分。

ザクロ:1
エネトラッシュ要因としての使い方が主だが、闘弱点持ちVのワンパン用にも使える。痒い所に手が届くので個人的な評価は高い。

嵐の山脈:3
エレキとドラゴを呼ぶ奇跡のスタジアム。セイボリーからの復帰に使う他、崩スタやシンオウ神殿剥がしにも使うので、安易な無駄切りはNG。

雪道:1
アルセウスジュラルドンには雪道がないとほぼ詰んでしまうので、必須。安易な序盤での雪道消化はNG。他のデッキには割と序盤に貼って展開止めるのに使って良いと思う。

エネルギー:オーロラ4/キャプチャー4/ツイン2/パワフル無色2
余裕があればツインを3にしたいところ(ギガントブレイク用)。パワフル無色は対vmaxの打点を20-40上げてくれるので、意外と侮れない。オーロラは何に変えても最優先でトラッシュに送る必要がある。2枚落ちれば及第点、ドラゴンエナジーには3枚必要。

プレイングの鍵:対セイボリー

セイボリーでベンチを2体削られる際、次のターンにどう盤面を復帰するかを慎重に見極める必要があります。セイボリーで2枚、前が1枚倒されると3体消えてしまうため、ミスると致命傷になりがちです。

セイボリーでトラッシュする順番としては、
①手札に現物があるレジ(セイボリーを打たれたという事は手札干渉がないため、現物はそのまま出せる)
②嵐の山脈で呼び出しやすいエレキ/ドラゴ
③トラッシュ/サイドに行っていないレジの中で枚数が多いもの
この順になります。

基本的に、普通のレジを引くための解決札は
 ・クイボ(最大4枚)
 ・ハイボ(最大2枚)
 ・キャプチャ(最大4枚)
 ・シロナ/博士(最大5枚)
 (りゅうのひほう、ヘビボ)
辺りなのですが、エレキとドラゴは
 ・嵐の山脈(最大3枚)
も解決札となるため、引き戻せる確率が他と比べて優位に高いです。だからこそ、セイボリーが来たら優先的にこの2体をトラッシュするべきです。

終わりに

横浜CLは落ち、馬場ロコシティは手札事故祭りで2-3と微妙な成績になり、最近個人的に若干燻ってた面もあったので、気分をリフレッシュして楽しくポケカすることができました。ギガスデッキはもう少し煮詰めて考えてみたいですね!


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