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弾丸で京のかたな展へ行った審神者の備忘録 ~前~

すごかった

京都国立博物館へ赴かれた審神者の皆様、そして刀剣愛好家の皆様お疲れさまでした。

そして末兼先生、博物館職員の皆々様ありがとうございました。
いち審神者としてお礼申し上げます。

さて、京のかたな展とは?という方々に向けてザックリと説明いたしますと「京都国立博物館120年の歴史上初、刀の大規模な特別展示」です。
前期、後期で展示される刀は一部変更され、かなりの数の刀が博物館の3階から1階までズラリと並んでおりました。

公式ページリンクはこちら

特別展「京のかたな」 2018.9.29(土)-11.25(日) 京都国立博物館 平成知新館[東山七条] https://katana2018.jp

そんな京のかたな展(前期)に行ったひとりの審神者の雑記でございます。

始まりは

10月、お休みが多く貰えた社会人審神者。
諦めていたひとつの考えが浮かびます「そうだ、京都行こう」

有名なキャッチコピーですね
実際は「あ、行けないことはないけど、どうしよう……旅行なんてしたことないし……」って感じでしたが

私は出不精でお家が大好きな基本的にはインドアオタク。
何をするにも何処へ行くにも「やっぱりやめとこう」とめちゃくちゃ腰が重いタイプです
旅行は学生の頃の修学旅行くらいしか行ったことがありません(本当に)

そんな私なので京のかたな展が発表されたとき(初夏くらいだったと記憶)なんて「京都、しかも秋の京都とか人多すぎるだろうし、これは行く審神者さん達大変だろうな」くらいに思ってました。

行く気zero

しかし、私は長い休日を手に入れてしまった。
金はなんとかなると思う。
そしてツイッターのTLに日々流れてくる京のかたな展の情報。
みんな楽しそう。
しかもこの展示には、いつもは冬の1ヶ月しか展示されず、更に京都よりももっと遠い地にいるはずの最推しのへし切長谷部が京都まで赴いてくれている。
更に更に、私はなんと自分の本丸にいる刀は皆かわいくて仕方がないタイプの箱推し審神者。そんな刀の多くを京都へ行くだけで、生で、本体である刀身が、見られる……!!

正直に「良いなぁ」と羨む自分。一人だし、旅行したことないし無理、と言う自分。
そしてツイッターに「一緒に行ってくれる人がいたらな…」とツイートして気持ちを発散させようとする自分。唯一、刀剣乱舞を好んで知ってて、私のツイッターも知ってる友人にダメ元で「かたな展どう?」とたずね、悪足掻きをするが玉砕。

9割諦めてツイッターへこんなツイートをしました。

新幹線のチケットの取り方、新幹線の乗り方すら知らない気合いの入った旅行初心者なのでここで9割諦めました。

しかし

なんと相互フォロワーさんで普段から仲良くさせていただいてる方から声をかけていただいたのです。

気分は正に女神降臨

諦めていた気持ちが大逆転です。
枯れた花すら咲き誇る。

かくして、私はフォロワーさんと京都へ向かうことが決まったのでした。
それもなんと、一週間後に(本当に弾丸)

日程、お土産、行きたい場所、新幹線や博物館のチケットなどの用意をフォロワーさん(以下、Rさん)と話し合いました。
というか、Rさんが全部調べてくれた(役立たず)(お世話になりすぎて地べたに這いつくばって対面しようかと思いました)

ドキドキ☆当時

旅行
新幹線
オフでフォロワーさんと会う
刀を生で見る

どれも祝!初体験のことでございます。


良い歳した引きこもりオタクの心臓はもうドッキドキでした。

住んでる場所もめちゃくちゃ遠いって程ではなく、同じ電車で新幹線に乗れる駅まで向かえることになったので車内で合流。

何度も……時には朝まで通話をさせていただいた仲なのでお話は尽きませんでした。
道中まで楽しく、時間を感じなかった。むしろ直接お話できて本当に嬉しく思いました。過言ではなく、全てRさんのおかげです。本当にありがとうございました。あなたは私の女神です。

新幹線に乗る前に駅弁を買って新幹線の中で食べました。
私の脳内は「憧れの!!!!駅弁!!!!」でしめられておりました。

駅弁って憧れませんか?

こちらがそのお弁当
おいしかったです。

こちらは「お弁当の器が清光のコートの裏地!!!!」と思って撮りました(初期刀が清光です)
市松模様とか近しいものを見ると思わず反応してしまいます。オタクの性。


ガタンゴトン揺られていよいよ京都駅に着。
最初にコインロッカーを探して駅で買えるお土産を買って預けました。

お土産を物色してる間も「ここ、本当に京都なんだ……」と現実感があまりないくらいフワフワしておりました。

事前情報では空いてないかも、と聞いてたのですが、コインロッカーはけっこう空いてました。良かった。

午前中に西本願寺、三条大橋、池田屋があった場所へ
新選組縁の場所を主に巡りました。

三条大橋といえば我々審神者にとって外せない「三条大橋のスタバ」

6面の2の三条大橋マップでは明石国行を求め、周回した審神者さんも多いのではないでしょうか(私もです)

今でこそ鍛刀でお迎えすることができるようになった明石国行ですが、それ以前はこの三条大橋マップのボスマスで稀にドロップするくらいしか常の術がなかったのです。

ちなみに刀剣の稀ドロの確率は大体0.01%あるかなって感じです。
ボスマスから逸れ、何度このスタバ方向に行ったか……

そんな感慨深さを感じながらスタバを見たのは初めてです。

「刀たちはここで何頼んだんでしょうね…」とお話してました。

三条大橋についている刀傷を探してグルグルしたり、池田屋(現在は居酒屋)の前にある案内板の当時の説明などにハチャメチャに興奮していました。

ここで清光が…!ああ…!!

こんな感じで午前を過ごし、午後はいよいよ京のかたな展をしている京都国立博物館へ向かいました。

後半へ続く

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