最近見た、この2つのアニメ劇場版があまりにも酷かった件
いきなりで悪いんですが、自分が最近配信で見たアニメ映画で二本酷いものがあったので書かせてくれ。まず
「青の祓魔師 劇場版」(2012年)
まずこれ。
青の祓魔師 ってのは異常なまでの背景の書き込みとUVERworldの歌でこの2点だけは他のアニメと比べると追随を許さないシリーズなんですが、それ以外のストーリーのつまらなさとキャラクターの個性の無さからくる魅力の無さはそれを完全に潰して、もはや借金地獄。
今やってる島根イルミナティー編も最初は夜遅くて自分の生活パターンでは見るにキツかったんですが、最初は頑張って起きてたのに今では全く見なくなりました。昔から見ていた勢から聞いてみたんですが、やはり青の祓魔師自体は原作もそこまで面白くないらしい・・・だろうな( ・ิω・ิ)
この映画もはっきり言って
内容が全く無いまま終わってしまった
・・・というオチで、最初に出てきた悪魔の子供「兎麻呂」と仲良くなって巨大な敵がでてくるかと思いきや何も出てこなくて最初取り逃がした悪魔がまた出てきて倒して終わり・・・という、本当に何を見せられているのか分からないウチに終わってエンディング・・・と。
確かに青の祓魔師自体があまり話題にならず、NARUTOや銀魂、BLEACHのようになれなかった理由がこの劇場版に詰まっていると言っても過言ではないと思う。
UVERworldの歌は素晴らしいんですがね・・ボーカルとサックスが特に素晴らしい・・・しかしUVERworldは
しかして「青の祓魔師という悪魔」に取り憑かれているのではないか?
・・・・と。悪魔を払う側に取り憑かれているUVERworld( ・ิω・ิ)
今でもUVERworldは有名なんですが青の祓魔師が取り憑いていなかったらもっと更に売れていたのではないか・・・?
次は一番自分がガッカリしたのは
これだよこれ!!一番自分が許せないのは!!
「銀魂The FINAL」(2021年)、オメーだよオメー!!
結論を言うと・・・
最後の最後に着地にコケて足骨折して病院送りになった銀魂
アニメ銀魂といえばサンライズからバンダイナムコピクチャーズという金のあるスタジオがやっていた、いわば
「つまらないアニメになるのは許されない」
制作環境で、自分としてはテレビシリーズは昔からちゃんと見ていたし、何より2013年にやっていた
「劇場版銀魂 完結編 万事屋よ永遠なれ」
・・・が評価がすごく良く、自分としても物凄い素晴らしい出来だったので、最後もやってくれる・・・と、自分はあの時思っていました・・・( ・ิω・ิ)
内容の感想を端的に言うと
劇場版にせずテレビ版で終わらせておけばいいものを先延ばししすぎてパロディーを長々と最初に見せられて嘔吐ぎみの胃にダラダラ長い引き伸ばしを流し込まれた感じ。もうつまらなすぎて中盤から後半までどうなったのか全く覚えていません真面目に。
銀魂でやるジャンプのパロディーは賛否が分かれるところなんですが自分は特に嫌悪感はなかったし、作者の空知先生も自分と同い歳でギャグの発想などは非常に共感出来るし期待はしていたんですが、前回のあまりの素晴らしさに期待しすぎていた自分も悪かったのか・・・劇場版スタッフは今からでも銀魂ファンに謝ったほうがいい。自分もそこまでファンではないにしてもこれは酷かった。もう着地をミスった典型的な例。
・・・以上、最近見たアニメ劇場版で酷かった2作品を取り上げてみました。
まぁ実際蓋を開けてみればアニメの劇場版なんか7割ゴミで3割当たればいいほうで、ワンピースの映画なんか最近のフィルムZあたりからまともになったんですが昔の映画なんかゴミにすらならない処理困難物で車のタイヤより始末が悪いもので、
「適当に金ありますから遊びで作りました宜しくお願いします★」
・・・みたいな映画の「塑像乱造」(そぞうらんぞう)に金ジャブジャブ使いました
・・・というものばかりでしたからね。クレヨンしんちゃんの映画だって実際名作と意味が分からないゴミが五分五分くらいの印象。
やはり問題はスタッフの質や一番は脚本なのかな・・・と。
劇場版は普通のアニメとは違いますから何か難しいところがあるのかもしれません。
このナデシコの映画やBLEACHの劇場版のように成功するには金だけじゃなく何なんでしょうね・・・まぁその原因がわかれば楽に駄作なんか無くなるんですが。
・・・以上、自分が最近見た酷かったアニメ劇場版の2つでした。
● 2024年3月20日 長尾 亮
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