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過去を振り返り忘れて進むこと

今年の9月23日に始めた「毎日気になる一言を90日間つぶやく」が今日終了しました。朝起きた時に頭に浮かんだことを書く(準備しない)、画像はオリジナルの物を使う(過去の使いまわし可)という2つのルールだけ自分に課して続けてきましたが、何とか最終日を迎えることができました。

今の気分は?といういうと、「自分の気持ちを確認することができた」ということです。たわいもない、思い付きで書かれたことを読み返してみると、いつも心のどこかにあるけれどもそれほど認識していないことを繰り返し書いている様子が読み取れました。

noteを書き始めたのが2020年2月13日。

今年も終わりが目前となり、世の中は不安と恐れに包まれる中で今自分がここにいるということを実感しています。

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2013年12月某日、自分でもどうなるかわからない精神状態の中で入院中の病院から一時外出してコーヒーを飲んだ時の画像です。今ではその時のことをあまりよく覚えていません。ただ先日ある方とお会いし気づいたことが。この写真を撮った日、それはその方に初めて出会った日でした。今もその方には精神的なご支援をいただいています。

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2014年の12月某日。行く当てもなく一緒にいてくれる人もいなまま、ホテルを転々としている時にクリスマスの賑わいが自分の寂しさを増幅させていました。いたたまれなくなりホテルのラウンジでコーヒーを飲んでいました。きれいな夜景は寂しさに変わり、自分は本当に一人ぼっちだなと感じていました。しかしその数日後、ある人と出会い、今もその人を物凄く大事な存在に感じています。

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2015年12月某日。誰もいなくなった自宅からふと外を見ると富士山が。壮大というよりはるか遠くに見える富士山が自分にとって小さな希望に見えたことを覚えています。困難を極めた就職活動が終わりを告げ、西日本に向かうことが決まった頃です。

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2016年12月某日。初めて住むことになった西日本。同じ日本でありながら言葉も食べ物も違う環境の中で一人小さな借り上げ社宅の部屋で年末を過ごしていました。この頃は少しだけ将来への希望も見え始め「これから何かが変わる」と思っていました。

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ところが人生思うようにならないもので翌2017年、私は苦悩の中で思考するということができなくなっていました。頭も身体も働かず、ただ床に臥せ、あの時のことは思い出したくもありませんが、いまだにあの時の苦悩は記憶のどこかに残っています。

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2018年12月某日。いつも何かの啓示を与えてくれるお寺の入り口にあった言葉です。これをよく見にいっていました。(話はそれますが何故か2017年12月の画像が一枚もありませんでした。)私はカトリック信者です。でも京都にいるころよく僧侶の講話を聴きに行っていました。そのころから自分の心の奥底で望んでいるのはカトリックの教えではなく、仏教の教えなのではないかと思うようになっていました。

2019年の画像をクラウドで探してみましたが、2019年12月の画像は一枚もなかったのでこの辺で過去を振り返ることは止めたいと思います。過去が今の自分を作り上げていることは確かです。でもこれからの自分を創り上げてくれるわけではありません。90日間のつぶやきも、過去の画像も今日この時点でどこかに置き、そして今この瞬間から始まる未来を創造していきたいと思います。この数年間、多くの人に助けられてきました。そして多くの人に悲しみや苦痛を与えてきました。この場で謝罪をするとともに、感謝したいと思います。ありがとうございました。

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画像を検索していて気が付いたことは私は空と夜の写真を撮るのが好きなようです。生きづらさが付きまとう人生ですが、それも自分なのでしょう。いろいろなものを自分の中に抱えながら自分というものを創造することをしていきたいと思います。

皆様の中にあるすべてのものが皆様の創造に役立つことを願っています。


よろしければ温かいご支援なにとぞよろしくお願いします。「自由」「創造」「変化」をキーワードに幅広く活動を行っています。