アグラシアド、トライアル挑戦

アグラシアドの戦績

【デビュー戦】阪神芝千八 4着
デビュー戦らしく、道中は他馬を気にしながらフワフワとした追走。
直線伸びるも前にいたショウナンバシットが左右にふらふらしていて、ルメール騎手も無理に追わず。上がりはメンバー中2位タイの33秒7。
※能力の一端を感じたレース。

【二戦目・未勝利】阪神芝千八 4着
デビュー戦の事を踏まえ、道中騎手が促すと思いのほか反応良すぎて掛かり気味に。直線伸びてくるも、最後は止まる。
※フワフワした感じがなくなりレース慣れを感じた一戦。

【三戦目・未勝利】中京芝二千 2着
中京二千への距離延長で、福永騎手へ鞍上強化。スタートからいいポジションでレースの流れにも乗り、直線は馬場の良い外目へ出し一気に交わそうとするも最後は内に寄れ勝ち馬と馬体を併せる形になり惜敗。上がりはメンバー中1位。
※ワンターンの競馬から4つコーナーを回るレースとなるも、上手にクリア。福永騎手からもお褒めのコメントをもらう。

【四戦目・未勝利】小倉芝千八 1着
デスクへの乗り変わりが不安材料だったが、案の上最初のコーナー手前で鞍ずれしたままの競馬。道中は前向きな走りで、馬群の中でもなんとか我慢が利き直線へ。ぱっかり空いた内を突き、そのままなんとか押切りようやく未勝利勝ち。
※デスクの騎乗内容を考えるとアグラシアド自身の力でつかんだ勝利。

【五戦目・ミモザ賞】中山芝二千 1着
不良馬場に長距離輸送。そして中山の急坂と不安材料の多かったレース。
レースはスタートからゆったりと走れて折り合いもばっちり。残り千を切ってから徐々に押し上げ、直線向いた時には抜群の手応えで大まくり。
そこまで足を使ってたからか、坂で思ったよりも伸びないもゴール前はもうひと伸びで差し切り勝ち。
※不良馬場、長距離輸送と不安材料を見事に克服。

アグラシアドは2歳5月で470キロぐらいあったんですが、入厩してゲートを合格したあたりで大きく馬体を減らし2歳8月で430キロ。これは繊細でトレセンでは馬体維持に困るタイプかと心配しましたが、陣営の工夫と馬自身の成長もあって現在は在厩で続戦出来るようにまでなりました。

デビューしてからの5戦も着実に成長が伺えて、レース内容も馬群で我慢だったり、先行したり、あるいは捲ったりといろんな経験を詰めてここまで本当にいい感じで学習出来ていますね。

次はこれまた経験のない東京の軽い馬場でのオークストライアル。
今春になって更に調教も動くようになってどんどん良くなってきてる印象も受けるアグラシアド。軽い馬場も克服して勝っちゃっても驚きはしませんよ。

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