【2020.7.5→2023.7.5→2024.7.5】
音楽のあるべき姿、自分のあるべき姿とはなんなのか。
考えていた2020年。
その時期にこの曲を生み出せたこと。
これからの人生においても
自分にとってターニングポイントになると思っています。
この曲を作ることは
裕太くんのためでもあり
僕のためでもあった。
そして、言葉を紡いでいる時に
「きっと僕らと同じような気持ちを抱えている人もいる。」
そう思って。
この曲が誰かのためになってほしいと願い
作品として届けることになった。
そして、その作品は、誰かのもとに届いて、音楽になった。
今もこの音楽を聞いてくれている人がそこにいる。
僕はこういうことをしたいと思っていたんだ。と、改めて気付かされました。
もちろん僕から作り出した全ての曲はそういう想いから作り出されています。
でもあの時期は本当に世界が、みんなが、明日に希望を持つことができず、今を生きていくことに怖さを感じていたと思います。
そこまで究極に追い込まれていたからこそ、できた曲、それが「ぜんぶ、うそ」でした。
僕はこの曲を作って、こういう音楽を作るために歌を歌っていると改めて確信ができたんです。
しかし、あの時期に得たものもあれば失ったものもあると感じています。
だからこそ、音楽のあるべき姿、自分のあるべき姿を教えてくれたこの曲に僕は感謝して、いつでも心にこの曲を置いて、前に進んでいかないといけないと思っています。
これからもこういう曲を作っていきたいと思います。
どうか、これからも生み出された音楽を
そんな風に
僕らの曲からあなたの曲にして
こころのおまもりにして歩んでいってもらえたら嬉しいです。
またきっといつか裕太くんとも曲を作る日がくると思っています。
というか「作るべきとき」がくると思います。
その時まで、この曲を聞いて歩いていきましょう。
そのつらい経験もその抱えている苦悩も耳に入ってきたそのいやな言葉も
ぜんぶ、うそだったように笑える日がくると信じて。
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Goose house時代から現在のPlay.Gooseに至るまでリーダーを務め、K.K.としても活動する工藤秀平。ここでは自由気ままに「…
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