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TOEIC(L/R) 各part別勉強法 Part3

1)Part3 概要
 Part3は、少し長めの会話を聞いて3つの設問に答えていきます。Part3は、リスニングパートの中では一番割合が高く、合計39問(3問*13セット)もあります。設問は問題用紙に記載がされているので、会話文が放送される前に、先に設問に目を通すこと(いわゆる先読み)が重要となります。
 2016年の大リニューアルの後は、3人での会話や図やグラフを用いた問題が出題されるようになっています。3人での会話は基本的に難易度が高く、図やグラフの問題は、目を通しておかないと解けないので、より先読みが重要になります。
問題数:39問(3問*13セット)
 私は、もともとPart3はほんとに苦手でした...。放送される英文を聞いても全然理解できず、何となく分かったつもりでも、いざ設問を解くと、何の内容であったか思い出せず、雰囲気で選択肢を選ぶことが多々ありました。また、リスニング中に違うことを考えたり、周囲の音で気が反れたりして、「結局、何の話だったんだっけ...。」となることも多々ありました。
 そこで、具体的に行った対策は下記1)-3)の通りです!
1)まずPart3の頻出のシチュエーションや頻出の表現を知る
→本記事で紹介しておりますので是非ご覧ください
2)シャドーイングを繰り返す
→「一つの会話文を10-20回ほどシャドーイングして、完璧に理解できるようになったら、次の会話文へ」といった形で反復演習をしました
3) 集中力が続くように、通しで演習する
→静かな場所でPart3を最初から最後まで通しで解く練習をしました。これは集中力が切れないようにトレーニングすることを目的としていました。

2)試験対策
ポイント①頻出のシチュエーション
シチュエーションA:(電車や美術館)とかで入場チケットを買うシーン
★表現★
I'd like a round trip ticket. : 私は往復チケットが欲しいです。
-I’d like = wantと同じ意味です。wantより頻出ですね。
-round trip ticket : 往復という表現は頻出です
★購入する系の単語★
「buy」「settle the payment」「I'll take it.」
★その他の単語★
Day trip 日帰り旅行

シチュエーションB:銀行関連のシーン
典型的な流れ:「本日はどのようなご用件でしょうか→新規口座の開設です→こんなサービスもやってますよ→結構です」
Bank president 中野渡頭取
Account  口座
Deposit 手付金
Check 小切手

シチュエーションC:同僚と仕事について話し合っているシーン
典型的な流れ:「商品の売れ行きが悪い→こうしたらどうか?→是非連絡してみましょう!」
advertising : 宣伝
flyer : チラシ
promote : ~を宣伝する(「昇進する」という意味もあります)
★パンフレット系の単語★
Pamphlet:ほとんど出題されない
Brochure :超頻出
Handout :そこそこ頻出
Booklet :たまに

シチュエーションD:昇進 / 人事異動 / 面接
「a昇進したんですね!おめでとう!→bありがとう。今後クライアントと食事があるの。一緒にどう?→a提出期限が近いタスクがあるんだ。ごめんね。」
Promote ~を昇進させる
Paperwork 事務書類
Interview 面接
Applicant 応募者
Employer 経営者
Employee 従業員
Sign 署名する

シチュエーションE:(水道や電化製品)が壊れたので、修理業者が訪問するシーン
TOEICの世界ではやたらとモノが壊れます。修理業者を呼ぶパターンや、新しく買い替えるパターンなどがあります。
fix : 修理する
repair : 修理する

シチュエーションF:医療関連(先生との面会、健康診断)
「担当している医師が退職した→これから担当医は誰になりますか?→ホームページで見れますよ→確認してみます。」
「予約しているので伺いました→混んでいるので待ってもらえますか?→わかりました→ンケートを答えてもらえますか?→わかりました」
★単語★
Medical clinic 診療所
Appointment 予約
Patient 患者
Prescription 処方箋
Checkup 健康診断
Fill out ~ (アンケート等)を記入する=complete *超頻出!!

シチュエーションG:レンタカーを借りるシーン
「レンタカーを受け取りに来る→割引は使えるのか?→身分証明書を提示してください」
「レンタカーの調子が悪い→最寄りの事務所で車を交換しましょう→申し訳なかったのでサービスします」
Rental レンタル料金
Discount 割引
Sedan セダン車
Pick up ~を受けとる / 迎えに行く
Identification card 身分証明書
Garage :車庫(発音注意!ガラージと発音する。ガレージではない!)

ポイント②重要なことを伝える際に用いる表現

下記表現の後には、発言者の伝えたいことがきます。そして、こういった箇所が設問で非常に狙われやすいので、要注意です。
However/But しかし~~
Unfortunately 残念ながら~~
I’m afraid ~ 残念ながら~~
Actually 実は~~
In fact 実際に
Moreover, Besides, more and more さらに
命令文(Remember~. 覚えておきなさい。 / Don’t miss it! お見逃しなく!)

ポイント③よく使われる表現
★As you may know 知っていると思いますが~(As you might know, As you knowなども同じ意味です。)
★Regarding~, About~, Concerning~ ~について
★In that case:その場合 (意味は簡単ですが、発音がイナッケースといった形で聞こえます)
★How about ~? ~はどうですか?(=提案)
★Does that mean~~? それは~~という意味ですか?
★Could you see if ~? ~かどうか確認してくれませんか?
★I was wondering if~. ~していただけないでしょうか?(最高に丁寧な表現)
Out of order : 故障 (=malfunction)
Out of stack : 在庫切れ(=back order)
Out of date : 古い
★available (超頻出!!!)
-He is available. 彼は出席可能です。
-Wifi is available. Wifiは利用可能です。
-What day are you available? あたなはいつが都合がいいですか?

3)解き方
★先読みは必須!
→冒頭で申し上げた通り設問の先読みは必須です。特に、Part3後半の図形やグラフは先に目を通しておかないと絶対に解けません。また、設問から大体の問題の雰囲気を掴むことができます。
★問題を解くタイミングは、リスニングを聞きながら?それとも聞き終えてから?
→これは人によって意見がことなると思います。実際に、スタサプの先生は、リスニングを聞き終えてから設問を解くことを推奨されていた一方で、たたよびの先生は、リスニングを聞きながら設問を解くことを推奨されていました。私が、リスニングを聞きながら問題を解いていました。これは、基本的に、設問の順番通りにリスニングの会話が流れますので、聞きながらでも設問を解くことはそれ程難しくないと感じたからです。またリスニングを聞いて理解できたつもりでも、意外と設問を解くときに忘れていることがあるのです。特に、何曜日?何時?といった問題はよく忘れやすいような気がします。その為にもリスニングを聞きながら設問を解いておりました。ただし、リスニング中にマークシートを塗りつぶす余裕はないので、正解だと思った選択肢に鉛筆を置いておくようにしました。TOEICは問題用紙に一切に書き込みができませんが、鉛筆の先を置くぐらいは問題ないと思いますので、こういった対応をしておりました。

本日は以上です。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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