ワークマン　快進撃の裏で…

◾️ワークマン
近年、タウンユースが人気を呼んでいる作業着ブランドのワークマン。女性客を

取り込もうと、機能性はそのままにデザインを試行錯誤して人気の商品に仕立て

上げた。しかし価格は据え置き。どんどんと増える人気に対し、従来客の悲嘆が

聞こえる。一般客、女性客が増加することで入りづらくなる。そんな状況を打破

すべく、ワークマン女子を展開。一般客、女性客をそちらに誘導し従来客はワー

クマンに呼び込む。

女性社員の伊藤は勝負に出る。10、20代層を取り込むべく、東京ガールズコレク

ションに参入。モデルの土屋アンナにも絶賛され、売上は好調。

ワークマンはスーツ業界にも一手を。テレワークに適したパジャマスーツを考案

し、自宅でも快適に仕事が出来、急なWEB会議にも参加可能。また、撥水、汚れ

防止の動きやすいスーツを最安価で提案。既存であった動きやすいスーツメーカ

ーのWWSの6分の1の価格で販売。他を寄せ付けない。

◾️所感
販路を広げる為、取り込めていない客層を狙い、ワークマン女子を展開したが、

その背景にはSNSや店舗に来る客の分析をしたからだ。嫌な言い方だが金を

生み出すクリティカルなポイントに焦点を当て取り組んだ結果が成果となって発

現している。

また、生活様式の変化に柔軟に対応する為、日夜研究を惜しまずアイディアを生

み出しているから部屋着スーツが誕生したのだろう。

会議後に寝転がるのはどうかとは思うが。。