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出来る、が増える街

ガスコンロの使い方も、洗濯機の回し方も、自動改札機の通り方も分からなかったあの頃。 何もできなかった状態、それは、「出来るようになれること」が身の回りに溢れている状態でもあった。 街に出れば、絢爛豪華な電飾。真夜中にも煌めく光の粒。 真夜中にも、それを観る人が居るからこそ、灯っている。 空路も陸路も航路も、東京から多くの路が始まっていく。 行きたいと思った場所、物理的に遠く離れた場所であっても、東京から交通機関に飛び乗れば、ものの数時間で到着してしまう。 北海道の海産物

    • 約束の6月30日、私の課題

      私が瀧本氏を知ったのは、大学1年、2016年の夏ごろだったろうか。 当時師事していた教授に、瀧本氏の著書「君に友だちはいらない」を手渡された。 ゲマインシャフト的集団(地縁・血縁)からゲゼルシャフト的集団(同じ目的を達成するために集まった社会集団)への転換、”友だち”ではなく”仲間”を集めることをを提唱した本著。 地元と家族から離れてすぐだった私に、本著は大きな勇気を与えた。 2018年9月、渋谷で開催されたイベント「ミライの授業」で瀧本氏に初めてお会いした。イベントは中

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