見出し画像

トレビューストラテジー紹介3(DOGE/SHIB回転ロング)

こんにちは。バジル(@kkngo_crypto)です。

今回は、トレビューで作った稼働中のストラテジー紹介の第三弾です。

シンプルなストラテジーは、いくらバックテストの成績が良くても

  • カーブフィッティングしているだけ

  • 有効ではあるが、トレンドなどを読んで適切なタイミングで稼働しなければ勝てない

ということが多く、ストラテジーを紹介したことで即エッジが消えてしまう類のものではないと考えているので、ネタ出し感覚でnoteで紹介しちゃおうというシリーズになります。

トレビューのストラテジー記事は下記マガジンにまとめています。

では早速行ってみましょう!

売買ロジック

DOGE/SHIB(SHIB建てのDOGE)を回転ロングするロジックになります。DOGEロングとSHIBショートのポジションを組み合わせた回転ロジックとも言えます。

下記の条件でトレードを実施します。

  • 15分足の終値で判定

  • DOGE/SHIBがSMA(直近24本=6時間)の99%以下になったらロング、101%以上になったらポジションクローズ

  • ショートはしない

  • その他、利確や損切の条件はなし

チャート

DOGE/SHIB価格、SMA99%線、SMA101%線

パフォーマンス

期間:2022/01~、資金:1,000ドル、発注サイズ:1,000ドル分、手数料0.2%

注意

このロジックを実運用する場合は、ドル建てで同額のDOGEロングとSHIBショートのポジションを持つことで疑似的に実現します。

ここで注意点として、SHIB価格の下落によってDOGE/SHIBが上昇した場合、実際の利益は上記トレビューで確認できるものよりも少なくなります。

例えば、DOGEロングとSHIBショートを100ドル分ずつ持っていて、DOGE/SHIBの価格が50%上昇した場合について考えてみましょう。

DOGE/SHIBチャート的には利益は50ドル得られそうに見えるのですが、実際にはDOGEとSHIBの値動きの仕方によって利益が変わります。

  • DOGEが50%上昇したケース

    • 利益はDOGEロング分の50ドル(想定の100%)

  • SHIBが33%下落したケース

    • 利益はSHIBショート分の33ドル(想定の67%)

  • DOGEが20%上昇、SHIBが20%下落したケース

    • 利益はDOGEロング分の20ドルとSHIBショート分の20ドルで40ドル(想定の80%)

となり、想定よりも利益が減っています。細かい説明は省きますが、ショートってそういうものなんですよね。

ただ、安心してください。

上記はわかりやすく「DOGE/SHIBの価格が50%上昇した場合」というえげつない値動きを例にしていますが、値幅が小さければ利益の減衰率も少なくなるので、実際はそこまで大きく利益は減らないと思います。

DOGE/SHIBの価格が5%上昇した場合について改めて考えると、

  • DOGEが5%上昇したケース

    • 利益はDOGEロングの5ドル(想定の100%)

  • SHIBが4.76%下落したケース

    • 利益はSHIBショートの4.76ドル(想定の95%)

となり、このくらいなら許容範囲かなーと個人的には思います。

また、DOGE/SHIBの計算結果のチャートをそのままトレードに使うのではなく、

  • DOGE/SHIBによってDOGEをロングするストラテジー

  • DOGE/SHIBによってSHIBをショートするストラテジー

を二つを作って損益を合計する形にすれば、誤差のない損益もわかるので、気になった方は試してみてください。

自分は、トレビューではあまり労力をかけずにネタ出し的にストラテジーをぽんぽんテストしたいので、そこまで厳密には掘り下げていません。

解説

DOGE/SHIBの回転ロングという戦略には下記のような考えでたどり着いています。

  • DOGEとSHIBは犬同士なのでなんらかの相関があるはず

  • DOGEとSHIBそれぞれのチャートの上下は読めないが、DOGEの方がSHIBより強いという傾向はあるような気がする

    • DOGE/SHIBの回転ロング戦略が有効かもしれない

  • DOGEの方がSHIBより強いという根拠は特になし!!

また、SMAの99%でエントリーしてSMAの101%でクローズという条件については、いろいろなパターンをテストして成績の良かったものを採用しています。

ボリンジャーバンドを使ってもいいですし、直近高値からの下落率などを使ってもいいかもしれません。ローソク足から簡単に算出したものを使う以上、どれも大きな違いはないと思います。

現在、低ロットで稼働中ですので、こちらもまた数か月後に経過報告できればと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?