【kkk】布と領域を考える
こんにちは、M2の大川です。
だいぶ時間が空いてしまいましたが、【kkk】研究室(K)のかわいい(K)カーテン(K)を制作するプロジェクトについての活動報告です。
前回の記事はこちら!
卒業設計が終わり、春から後輩の1人がプロジェクトメンバーに仲間入りしてくれました!M1の杉野くんです。パワー系ということで期待がかかっています。
平面計画・モックアップ制作
さて、春休みは「研究室内の領域を融解する」ことをテーマに平面計画を決定し、布の選定・収まりのデザインを本格的にすすめました。
平面は、現状の研究室に存在する家具による領域間をまたぐように配置。柔らかい布でつなぐことで部屋にいる研究員の意識を研究室全体に向ける役割を果たすことを狙っています。普段意識していませんでしたが、天井には多くの設備機器があり、それらを避けながら計画していきました。これは通常の窓に取り付けるカーテンとは違う難点だったと思います。
写真は、布の位置を確認するためにモックアップを設置しているところです。全部で4箇所、4種類のカーテンを制作することになりました。
いざモックアップを作ってみると、想像以上の布の存在感に驚きました。門脇研究室はものが多くゴチャっとして見えますが地は基本的に白く、インテリアもほとんどが白で統一されています。研究員それぞれにの強い個性があるのになぜかまとまっている研究室の雰囲気を反映しているような景色だと私は感じているので、そんな研究室の空気を壊さず、意識を変えられるようなデザインにしようと思いました。
モックアップの写真をいくつか載せておきます。
布の長さは大きく変更予定です。
布の選定・デザイン
また、それと同時並行で布の選定・デザインをすすめました。ちょうどプロジェクトメンバーが4人なので、1人1箇所をメインにデザインし、他メンバーから意見をもらってブラッシュアップするというかたちで進行しています。
日暮里繊維街にあるお店に何度も通い、各カーテンのコンセプトに合う布や、好みの布を選びました。
布がありすぎて迷います...。
メンバー皆で日暮里に足を運んだ時の1枚。
それぞれのカーテンのコンセプト等現状をまとめたので、以下をご覧ください!
↑各カーテンの配置です。
上記のデザインは現状ですので、これからも変わる可能性があります。
ハトメの選定や布自体のデザインを進めつつ、次回はレールの施工などについても紹介したいと思います。
それでは!お読みいただいてありがとうございます。
M2 大川
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