―最後の嘘―
波の音にかき消されたように.
貴方の唇から出た4文字.
私はただ.
じっと遠くの沖を見つめて.
聞こえないふりをしていて..
私達はずっと.
積み重ねたチグハクな嘘.
女の嘘は悲しくて.
信じたくて、確かめたくて..嫌い.
男の嘘は儚くて.
誤魔化したくて、その場しのぎの..好き.
波間に放出されるしぶき.
海面の陽光反射.
放たれる.
私は..
何に放たれる..?
数センチ手をのばしたら.
貴方の指に届くのに.
こんなにもギリギリの.
瀬戸際でさえ私は.
感情を縛りつけ.
ただ..
聞こえないふりをしているだけ...
精一杯の情熱を一編一編 心と愛をこめて載せてます🍃🌸正真正銘の詩人になれる後押しと応援があると励みにも糧にもなります❤️どうか宜しくお願いします🌸💖🌸