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日記 2024/6/15

・今日で日記を書き始めて1週間が経過した。とはいっても特別な事は特にやらずにのんびりと進めていきます。


今日の所感

・最近私の中でジョジョ熱がほんのりと再燃している。だいたい2年前に激ハマりしてそっからゆるやかに「好き」が続いているのだが、少しずつ今盛り上がりが来ている。インターネットの中にもジョジョ好きはめちゃくちゃたっくさんいるのだが、その中でも特に「第2部」好きが多いイメージだ。なぜジョジョ2部はそんな人気なんだろうか?少し考えてみる。第2部の他の部と違う所を見てみよう。まず「波紋」が出ている部という点だ。それでいえば第1部もそうなのだが、2部はジョジョ全体で見たとき「波紋編」のラストという位置づけとなる。そこから先は皆さんもお馴染みのスタンド編になるわけだが、その1部から続く波紋の集大成というとこで「ジョジョ」の一つの方向性の行きつく先を示しているのが2部というわけだ。そのある種完成された部分に惹かれたファンが多いという事なのだろう。ジョジョ作者である荒木先生は第3部を書き始める前に担当から「次は波紋以外のことやろう」と言われたらしい。これは「もう1・2部で波紋で出来る事は全部やったよね」という事の裏返しなのだと思う。つまりその2部の完成度というのは公式の人間からもお墨付きということなのだろう。そしジョジョ3部、5部、7部のようにひとつの場所を目指して旅をするのではなく、ひとつの目的のためにいろんな場所を転々としていく予想のつかないストーリーが2部ならではの持ち味だろう。加えてキャラクター陣も魅力にあふれている。これはわりかしどの部もそうなのだが、悪役として登場してから柱の男の出現によりジョジョの味方につき、2度も復活して最後まで存在感を放ち続けたシュトロハイムはジョジョ全体でみても特別な存在と言えるだろう。波紋もスタンドも無しに敵と戦ったキャラというのも実は希少だ。

以上がほどほどのジョジョラー歴の私が考えてみたジョジョ2部・戦闘潮流の面白い所だ。しかしこうは書いてみたが、他の部もこのくらいの文量は余裕で好きな点を書けるだろう。皆さんの好きな部も是非教えていただきたい。

自宅のジョジョ本棚。これを書いているときに気づいたが20巻が消えている。たぶんどっかに出してそのままなんだと思う。

・世界一おもしろいコロコロ漫画である「ウソつき!ゴクオーくん」が19日まで全話無料公開中である。本当に面白いので是非読んでいただきたい。多分大人が読んでも楽しめる。下手すれば子供以上に楽しめるかもしれない。

・ついでに世界一おもしろいギャンブル漫画「嘘喰い」も現在53話まで無料公開中だ。その後の話も最終巻数巻手前まで無料チケットで読める。こちらも相手の嘘を暴いてく凶悪な主人公が平凡な相棒を振り回して活躍するという漫画なので、ゴクオーが好きな人ならほぼハマるといって差し支えないだろう。とりあえず無料公開分は読んでいただければハマれるはずだ。

・漫画のことしか描いていないので多少日常のことも書きたいが、週末×バイト日だったこともあってろくに書ける事が無かった。バイト終わりに食べたアイスがうまかったことくらいである。結局食いもんの話題じゃねぇか。

爽はうまいのでおすすめです。バニラしか勝たん。

今日のオレカ

・先日進捗を載せたロボ零四式とオータコンが完成した。どちらもかなり拘りを詰め込んだリールにできたのでとても満足である。オレカは自分の拘りを捨てたらおしまいのゲームです。

セントーンもりもり。
たこもりもり。

今日の音楽

Pink Floydの「Wish You Were Here」(1975)を聴いた。

本作はバンドが説明不要の大名盤「狂気」で信じられないほどの売り上げを叩き出し、その成功によるプレッシャーの中で作られたアルバムだという。それが結果として狂気と並ぶピンクフロイド最大の傑作がひとつとなったのだからすごいことだ。全10曲と(フロイドにしては)曲数が多めだった前作とは違い今作は全5曲と、「原子心母」や「おせっかい」のような大作志向の作品になっている。やはりその中でも特筆すべき曲はアルバムの頭とトリを飾る「Shine On You Crazy Diamond」と表題曲「Wish You Were Here」だろう。どちらも精神を病み隠居したバンドの元メンバー、シド・バレットを想って書かれた曲ということで、現在と過去の間でさまよっているような浮遊感のある幻想的で暖かなサウンドはピンクフロイドの真骨頂といったところだ。一方で「Welcome To The Machine」「Have A Cigar」は現代的(まぁ1975年での「現代」だが)で硬質感のあるサウンドが際立っており、本作以降のピンクフロイドの方向性を予見しているようにも思える。本作以降、フロイドはロジャー・ウォーターズの独裁政権となっていき「The Wall」「The Final Cut」のような陰鬱で社会的な性質へと変化していく。幻想と現実、その過渡期に位置しているからこそ、このアルバムは唯一無二の名盤なのだろう。


・6月2日、私は前述したシド・バレットのドキュメンタリー映画が渋谷で公開されてたので観に行ったのだが、その帰り道にこの「wish You Were Here」を聴いた。シドの悲劇的な半生に想いをはせた後に聴く本作はいつも以上に心に染みわたり、素晴らしい体験になったと思っている。皆さんもシドの映画を観る機会がありましたら是非試してみてください。

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