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模擬面接は本当に必要ですか?!練習のための練習はいらない。
よく「模擬面接をお願いしたい」と依頼を受けるのですが、私の考えではほとんどの場合は模擬面接は不要と考えています。
なぜ模擬面接をするのか
模擬面接をする理由を明確に話せる人はあまり多くないと思います。
なんとなく、、とまでは言わないにしても、必要そうだからという理由が多いように思います。
本当に必要なケースもありますが、練習のための練習になっていてはもったいないなと普段感じることが多いです。
模擬面接をしすぎて、暗証している、朗読しているような話し方の方に出会うと、ちょっと直すのは時間がかかるだろうなと感じます。
我流を極めても聞き手の理解は深まりません。
面接はコミュニケーションなので相手のリアクションや性格も考えながら話すことを身につけていく必要があります。
模擬面接の必要なケース
志望動機が何度話してもしっくりこない、自己PRがうまくいかないなど、
課題をしっかりともって、どこを改善したいのかというポイントがあれば良いと思います。
その場合は模擬面接というよりもケーススタディに近いと思います。
一つの問いかけに対して回答し、その内容や話し方等についてフィードバックする形であれば良いと思います。
模擬面接のいらないケース
面接の練習として20分お願いします。
のような模擬面接、練習は不要です。
なぜなら、私達は面接官ではなく、想定していても本番からはかけ離れてしまうからです。
本番とは違う感覚の人と、本番とは異なる練習をしていて、いい結果に結びつくでしょうか。。
面接での受け答えのレベルを上げるコツ
本番にすべてがつまっています。
就活の場合はエントリーや説明会を幅広く受けることができます。
本番で練習するという考え方でもいいと思いませんか?
本番でしか身に着けられない雰囲気や空気感、フィードバックがあります。
面接で面接の力を付けていくメリット
面接をたくさんこなすことにより、慣れがでて、落ち着いて話すことができます。
また、企業によってはフィードバックをくれるところもあるので、面接官がこういうポイントを評価している、こういうところを伸ばせばいいというポイントが把握できるようになります。
面接練習と思った本番でも、内定もらえたら心にもゆとりは出てきますよね。
数を受けていく、そして毎回考える
とにかくたくさん面接を受けてみてください。
企業も選ぶ側ですが、就活生も選ぶ側でもあります。
ココにしか内定もらえなかったら行く。と思える企業であればまずは受けてみることをおすすめします。
面接を受ける際には自分で仮設を立てて、それが実際にはうまくいくのかを毎回検証してみてください。
数を受けながら一つ一つの面接を大事にする
一つ一つの面接で、必ず自分でうまくいったこと一つともっとよくできることを一つ書き出してみてください。
そして必ず次回の面接ではもっとよくできるところは改善しようと工夫し、うまくいっていることはさらに磨きをかけてください。
一つ一つの面接で仮設を立て、振り返り、次回に活かすというサイクルを組むことで必ず良い方向に向かいます。
まとめ
模擬面接をする際には目的をしっかりと考えましょう。
練習のための練習ではなく、本番の面接をうまく乗り切るための課題解決でのケーススタディであればより良いです。
たくさん面接を受けて経験値を上げ、毎回自分の良さを伸ばすことと、改善点を修正していくことで必ず上達します。
近道はありませんのでコツコツ努力してみてください。
よろしくお願いします!日々思ったことを書き留めて少しでも多くの人に届けばと思います。