素人がYouTubeを1年続けたらどうなるかを説明しましょう
誰にも知らせずこっそりとYouTubeを始めてから1年が過ぎました。
その結果、チャンネル登録者は1,000人を達成しました。
いやー、全然儲かりませんね……残念ながら一円にもなりません。
まあ、1,000人を達成したということで、感想を書いてみようと思います。
ここでは、私の経験を踏まえて、特技のない素人がYouTubeを1年間やったらどうなるかを説明します。
まず、私はYouTubeを始める時にこんな疑問を持っていました。
・顔出しせずにYouTubeはできるのか?
・こっそりとYouTubeを始めても見てくれるのか?
・特に話題性のない動画を投稿した場合、再生回数はどれくらいか?
・チャンネル登録してくれる人はいるのか?
そんな疑問に対して「底辺のユーチューバー」である私がみなさんの疑問にお答えします。
ちなみに、私がこれを書くにあたって想定している読者はこんな人です。
・特技がないけどYouTubeを始めてみたい人
・上司に「会社のYouTubeチャンネルを立ち上げろ」と言われた人
・底辺のユーチューバーがどんな感じか知りたい人
・自分よりも下のユーチューバーを発見して自己満足したい人
こういう人は参考になるかもしれません。
ここからは、興味のある人だけ見て下さい。
1.YouTubeを始めたきっかけ
私の場合は、妻が「ユーチューバーになりたい!」と言ったからです。
私は妻の趣味に巻き込まれただけです。こうして、私は自称ユーチューバーの妻のアシスタントとして活動することになりました。
我が家のYouTubeに掲載しているのは妻が書いた書道動画です。
仕事に全く関係なく、私が書いているわけではないので、誰にも告知せずに始めました。
2.疑問に答えます
さて、最初の疑問に答えましょう。
質問:顔出しせずにYouTubeはできるのか?
回答:うちは顔出ししていません。解説動画でなければ、顔出ししなくてもいいと思います。
質問:こっそりとYouTubeを始めても見てくれるのか?
回答:見る人は見てくれます。YouTubeが視聴者に適当にお勧めしてくれるので、反応が悪くなければ見てもらえます。
質問:特に話題性のない動画を投稿した場合、再生回数はどれくらいか?
回答:習字動画だと数百回~数千回です。数万回の書道家(プロ)もいますが、素人ではよほどのことがなければ、1万回超えることは難しいです。
質問:チャンネル登録してくれる人はいるのか?
回答:います。コツコツと配信していると、毎日微増します。
3.1年間のパフォーマンスは?
YouTubeを開始し、1年間どんな感じで推移したかを説明しましょう。
1年間で配信した動画数は約900です。結構、作りましたね……
まず、こちらがチャンネル登録者数の推移です。
開始してから1~2カ月は登録者が100人以下でした。
その後、登録者が100人を超えてから500人くらいまでは一気に伸びました。ビギナーズラックのようなものかもしれません。
時期で言うと、2024年1月までは順調でした。
しかし、問題はその後……
2024年2月に入ると動画の再生回数、新規のチャンネル登録者が全く増えなくなりました。
きっと、YouTubeのアルゴリズムが変更されたのでしょう。
数カ月、再生回数が低迷し、新規のチャンネル登録者が激減しました。
時期で言うと、2024年2月~4月あたりです。
我が家ではこの期間を「暗黒時代」と呼んでいます。
ちなみに、再生回数がこちらです。
2024年1月までは順調だったのに、2024年2月~4月の再生回数が1日数百回まで落ち込んでいます。
2024年5月から少しずつ持ち直しました。
暗黒時代は辛かったですね……何をしても裏目に出ました。
今まで作っていた動画では再生回数が伸びないから、色々と試しました。
こんな感じです。
・絵具で習字を書く
・筆ペンで書く
・写経する
・百人一首を書く
・外国人の名前を漢字で書く
・魚編クイズを書く
・難読漢字クイズを書く
・国名漢字クイズを書く
新しくチャレンジするものの、再生回数は伸びず、新規チャンネル登録者もありません。
完全に迷走しました。
最初は外国からのアクセスが多かったので、動画は英語の字幕にしていました。
その後、徐々に日本人が増え、今は日本語の字幕と音声を入れるようにしました。
今の動画は、習字と軽快な音楽に合わせて音声(オヤジギャグ)が喋り続けています。
「漢字クイズ:ツバル(津張)」の動画に出てくるヒントはこんな感じです。
・〇〇〇海峡冬景色(石川さゆりさん)
・風の中の〇〇〇(中島みゆきさん)
・さらば〇〇〇よー(谷村新司さん)
これ(オヤジギャグ)で、再生回数と新規チャンネル登録者が復活したかは分かりません。
ただ、毎日更新することが大切なのでしょう。会社経営と似ています。
4.チャンネル登録者1,000人はどれくらいのレベル?
チャンネル登録者1,000人を超えるユーチューバーは全体の15%らしいです。
つまり、ユーチューバーの85%はチャンネル登録者が1,000人未満。
そう考えると、弱小ユーチューバーの我が家でも上位(?)に食い込んでいるわけですね。
ただ、これではお金は稼げません。
YouTubeに動画を投稿しただけではお金は入ってこないのです。
まず、YouTubeでは一定の条件を満たしたユーチューバーにしか報酬が支払われません。
基準は幾つかありますが、最もハードルが低い基準が以下です。
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1.チャンネル登録者数:500人以上
2.ビデオを3つアップロードする
さらに以下のどちらかを充たす。
・過去365日間のビデオの動画再生時間が3,000時間以上
・過去90日間のショートの動画再生回数が300万回以上
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チャンネル登録者数500人とビデオ3つは頑張れば何とかなると思います。
ただ、「過去365日間のビデオの動画再生時間が3,000時間以上」と「過去90日間のショートの動画再生回数が300万回以上」はかなり大変です。
バズる動画を配信しないと、この基準をクリアするのは難しいでしょう。
つまり、バズる動画を配信できないと報酬はもらえません。
YouTubeを趣味でする分には構いませんが、金儲けで始めるのであれば動画再生回数又は動画再生時間を稼げるジャンルにした方がいいでしょうね。
私は習字動画しか配信していませんから、この基準はクリアしていません。
我が家は趣味のユーチューバーなので、まあ、いいかなと思っています。
次は、目指せ2,000人!
5.最後に
YouTubeで稼ぐのは大変です。
でも、特技のない素人が動画配信しても、たくさんの人に見てもらうことができます。
趣味としては悪くありません。
YouTubeを始めるかどうかを迷っている人がいたら、とりあえず始めてみてはいかがでしょうか?
以上、私が1年間YouTubeをやってみた感想でした。
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もし、ご興味があれば、以下の記事もご覧ください。
<昔の記事はこちら>
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