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中国がまた空売り規制をするらしい

中国証券監督管理委員会は1月29日より譲渡制限付株式の貸出を禁止することを公表しました。中国の株式市場は国が操作しているため、よくこのような措置が採られます。
個人的には「またかー」としか思いません。

世界的な株高にも関わらず、中国の株式市場は下落を続けています。海外投資家は中国への投資を中止し、中国からの資金流出が止まりません。完全に一人負けと言えるでしょう。

中国は不動産不況から急激に経済が悪化しています。そして、国内経済の悪化による政治不信を避けるため、国民の目を外(外国)に逸らすことに必死です。

海外投資家は中国が独裁国家であることを理解しています。
海外投資家が投資をする際には、民主主義国家でないといけないとは考えません。独裁国家でも投資します。ただし、その際に重視することは予測可能性です。

政府がどのような動きをするか?について高い確度で予想できることが重要です。
今の中国はその予測可能性が低くなっていることが資金流出の主な要因だと思います。

2024年1月には台湾の重要イベント(選挙)を通過しました。
海外投資家の資金を戻すためには、中国が予想できる範囲内で動くかどうか?にかかっているのでしょう。


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