清掃員:N

ラブホテルの清掃をしているサブカルチャー信徒。 Aho-Electronicsというバ…

清掃員:N

ラブホテルの清掃をしているサブカルチャー信徒。 Aho-Electronicsというバンドで活動をしている。 毎週金曜日23:00に更新中。休憩中にシコシコ書いています。

最近の記事

ラブホテルで働くということデメリット編

地方歓楽街、駅から徒歩3分、毎日激混みなラブホテルで清掃アルバイトをしている。 私が出勤する直前、ゲロと下痢を部屋にぶちまけ20分程度で退室した客がいたと聞き戦慄した週末であるが前回に引き続き今回は(私の思う)デメリットを記していこうと思う。 デメリット編⭐️ ◯ラブホの仕様に詳しくなる 私は齢23、絶賛恋愛盛り(?)なのである。 例えば意中の人とラブホテルに行くことになったとしよう。 「あっサービス冷蔵庫あるけど水冷やしとく?」 「あっお風呂の栓抜かないと掃除の人が

    • ラブホテルで働くということメリット編

      地方歓楽街、駅から徒歩3分のラブホテルで普段音楽活動をしながら清掃アルバイトをしている。 ネタ切れ(主な理由)と心身破滅していた為暫くご無沙汰であったこのラブホテル労働日記、本日も身を粉にして働いていこうと思う。 さて私が心身ともに病んでしまった理由は勿論仕事が忙しかったことにある。現在は日勤と夜勤で清掃をしているので以前程の疲れはないもののやはり体力仕事、体重以外にもそれなりに削れていくものが多すぎた。そこで今回は久々に私が働いてて思うメリットデメリットについて書こうと思

      • お買いあげの女。

        地方歓楽街、駅から徒歩3分のラブホテルで清掃をしている。朝休憩でカレーパンを貰いウキウキだったのに点検(退室した部屋の火元確認)に入った部屋にゲロがあった為私の食欲を奪った客の今後の食欲を奪いたい気分である。 お察しの通り風俗をやっている女性のことを我々は「お買いあげ」とよんでいる。 お買いあげを利用する客はショートタイムで入る為売り上げに繋がる非常にありがたい存在だが、清掃をしている身としては短時間で掃除部屋が増える為複雑な心境でありショートタイムでチェックインされると大

        • ラブホテルで働こう!

          地方歓楽街、駅から徒歩3分のラブホテルで清掃をしている。 今日は出勤前にホテルの目の前で駄弁っていたカップルの前で躓きクスクスと笑われてしまった。 きっと今頃チェックインして楽しんでいるところだと思うのでガサ入れ時の某関西警察のように乗り込みたいところである。 タイトルとは正反対だが正直この仕事はあまりお勧めしない。というのも確実と言っていいくらい腰と精神を壊すからだ。しかし人手が足りていないので働いてほしい!けどおすすめは出来ない!!複雑。 ラブホテルのアルバイトに応募

        ラブホテルで働くということデメリット編

          ラブホテルで働く日。(後編)

          駅から徒歩3分ほどの地方歓楽街にあるラブホテルで夜間清掃をしている。もし見ている人がいれば前編も合わせて見ていただきたい! 4:30 何人かはこの時間に上がってしまう為寂しい。私を合わせて3人になった途端に退室ラッシュを食らう。 人数が少ない時に限ってお風呂の栓を抜いてなかったり、血まみれだったり、手のかかる部屋だったりするのだ…。風呂パス(お風呂未使用)の部屋は一つもない。我々はイライラを通り越して最早無言になってしまった!例えるならおしゃべり好きなおばあちゃんパートが黙

          ラブホテルで働く日。(後編)

          ラブホテルで働く日。前編

          地方歓楽街、駅から徒歩3分圏内のホテルで23:00から翌9:00まで清掃をしている。超忙しい週末は休憩などあってないようなものであり扉の向こうの快楽の裏ではぶっ続けで動き続けているのである。(よくも毎週飽きもせず満室じゃないか!羨ましい!) 23:00 五億年ボタンのような労働開始。 リネンモニターを確認し清掃部屋へ向かう(リネンモニターとは在室状況や清掃状況、退室やチェックイン情報を教えてくれる!客の動きの確認も兼ねてるのでスタッフと鉢合わせないのはこのモニターのお陰なの

          ラブホテルで働く日。前編

          405の話。

          駅から徒歩3分にも満たないラブホテルで週2日、23:00から翌9:00まで清掃のアルバイトをしている。飲屋街の近くにあるからかシーズン関係なく毎日慌ただしいこのホテルでは普通に生きてたら体験できない非日常、アンダーグラウンドな世界に爪先を入れることができる。 仕事の醍醐味といえば他人の体液の入ったゴムや散々愛撫に使われたであろう玩具といった滅多に見れないものを見れることくらいだろうか、いや見なくて良いそんなものは。 事後の部屋はなんとも言えないむさ苦しさと匂いに包まれており