手札誘発の投げ方の理屈
手札誘発の投げ方の理屈
挨拶
またこのnoteは動画の台本なので文章おかしいところがあってもスルーしてください。
全文無料ですので良かったとおもったら買ってくれると嬉しいです!
今回は手札誘発の投げ方の理屈に関して解説していきます。
よくコメントなどで「環境デッキに効く誘発を教えてくれ」や
「どこに誘発を投げればいいか教えて欲しい」などいただきます。
これ実は解説するのは簡単で各デッキのマストカウンターとそれに打てる誘発を話すだけなんで難しい事は無いんですけど、
そのゲームでの正解の当て方が知りたいなら不十分なんですよね。
何故なら誘発の投げ方は相手に依存するのはもちろんですが自分が他に引いてる手札によって正解が変わるからです。
またマストカウンターになる部分に誘発をもらっても展開が縮小されるだけ、または貫通できるみたいなデッキだからこそ環境デッキと呼ばれる部分などがあるので、
そもそも誘発を投げる時に考えなければならない理屈を解説していきます。
解説する項目としては
・増殖するgとその他の誘発に存在する圧倒的な差
・自分のデッキと採用する誘発の相性
・環境の理解と誘発の投げ方の関係性
・自分の手札と相談
・まとめ
の5つを話していきます。
・増殖するgとその他の誘発に存在する圧倒的な差
そもそも手札誘発の性質なんですが悪く言うと
「痛みわけ」
なんですよね、自分も損するからそっちも損してねーってのが基本的な性質です。
なのではるうららを例に挙げた場合、強欲な壺、儀式の下準備など一枚のカードが二枚になるカードに投げる事は自分と相手の手札の枚数をイーブンに保つと言う点ではかなり有効であると言えるでしょう。
なので手札誘発を投げる際には
・相手のやりたい事をやらせない為
・相手のできる事を減らす為
の2点のうちどちらかがが主な理由になってきます。
ここで出てくるのが増殖するg
このカードは通りさえすればどの手札誘発よりも相手を拘束する事ができますし、他の誘発との圧倒的な違いは自分の手数すなわち手札を増やせると言う点になります。
これはさっき言った
・相手のやりたい事をやらせない為
・相手のできる事を減らす為
の2点を同時にクリアしつつ尚且つ自分の手数を稼げるという
とんでもないカードです。
なので増殖するgと他の誘発には圧倒的な性能差がある事を覚えておいてください。
蛇足ですが増殖するgに対して受けがいい、つまり耐性が強いと言うだけで環境デッキになる事もあります。
具体例で言うと粛声などはそれに当たります。
粛声の展開に増殖するgを打った場合
マックス2ドロー
で、祈り手ロー、ローガーディアン、結界
の盤面でターンが帰ってきます。
でこちらがその盤面を返す為には
なんでも無効1回と結界を除去する事をし、ローガーディアンをどかさなければならずそれを2ドローで増えた手数のみで踏み切る事は限りなく難しいので、粛声というテーマは増殖するgにある程度耐性があると考えていいでしょう。
新しくクラゲの誘発が増えましたが
手札からの特殊召喚に反応してドローなので増殖するg程の拘束力はないでしょう
また採用するなら
基本的に召喚に当てる為にスタンバイに投げるのがセオリーになりますなので召喚権を使わないデッキや通常召喚はするけれども後の展開はデッキからのリクルートやエクストラデッキをメインに動いてくるデッキには刺さらないので
増殖するgの傘増しとかんがえるのは危険です。
ですが環境によっては増殖するgと同様の拘束力、手札補充ができるので頭の片隅に置いておくのがいいでしょう。
炎王スネークアイとかだとエクセル、ポプルス、ガルドニクスで3ドローできるので対面で入れるのはいいかもですね。
・自分のデッキと採用する誘発の相性
この相性についてお話しさせて頂きます。
例を挙げるなら、レスキューエースと無限泡影がわかりやすいでしょう。
レスキューエースというデッキは先行での着地点を
タービュランスからの4伏せ
という展開を目指すのが主になってきます。
その上で無限泡影を2枚引いてる状態でレスキューエースが先行展開する場合、
タービュランスでのセットする枚数を一枚減らすor無限泡影一枚はセットするが一枚は手札に残して腐らせる
の2択になります。
つまりタービュランスのパワーを下げるor1ハンデスになってしまうんですよね。
なので相手のモンスターの効果を無効にする誘発をデッキに採用したいと思うのであれば無限泡影よりエフェクトヴェーラーの方が相性がいいと言えますね。
またこの例は相性が悪い例でしたが
霊獣だからこそメインから積めるディメンションアトラクターは相性が良い例と言えます。
除外ゾーンのカードがリソースになるからこその環境に必ず存在さる墓地を利用するデッキに打てれば有利を取れる素晴らしい相性となってます。
また採用するデッキが一枚初動が多いのかそれとも複数枚初動が多いのかも相性になるかと思います。
正確にいうなら使用するデッキテーマ、メインギミックがどれだけのスロットを取るのかが重要になってきます。
僕が好んで使ってたドラゴンメイドはメインギミックがコンパクトでデッキ枚数のほぼ半分が汎用カードを入れる事ができます。
またドラゴンメイドというデッキは一枚初動が多いのでロングゲームになった時やトップ勝負になった時などに有利に働く事があります。
その分初動が細く、また妨害の当てどころもはっきりしている為、相手のデッキに対しては、誘発などを当てて展開させない事が前提になり、またメインギミックだけをまとめて引いてる時にでも纏まった火力が出せないのが弱点だったりします。
なので誘発を引けることが前提のデッキテーマだったりするんですね。
またうってかわってインフェルノイドというテーマは手札誘発を採用しない事で、名推理、モンスターゲート、隣の芝刈りだったりのパワーが高いカードを通して強引な勝ち方を目指す事ができます。
その為メインギミック、墓地に落ちて役割があるカードを多く採用する為六十枚構築な事も少なくなく、最近だとダークフュージョンなどの複数枚初動の採用も多くみられます。
なのでデッキの性質によってそもそも誘発を入れないという発想もうまれるんですね。
覚えておきましょう。
・環境の理解と誘発の投げ方の関係性
そもそも論として環境にいるテーマの動きを理解していないと誘発の投げ方も曖昧になり、投げたのは良いものの思っていたよりも拘束力がないといった事にもなりかねません。
なので環境デッキの何処に当てればいけないか勉強する必要があります。
時間と手間はかかりますが一旦環境の全てのデッキを触ってみるのをお勧めします。
マスカンわかってればいいって方いると思いますが、実際触ってみると
ここで誘発を踏みに行くプレイ
マスカンに当てられないように順序を変えてのプレイ
を必ず意識する事になります。
これを体験しているかどうかで自分が打つ誘発の精度がかなり変わってくるのでこのやり方をオススメします。
また時間がない方などは対戦動画などで自分ならこうやってプレイするっていうのを頭に思い浮かべながら対戦動画を見てみてください。
・自分の手札と相談
これが今回の動画での肝といっても過言ではないです。
手札誘発を投げる場合には必ず他の手札が存在しその質によって誘発の投げ方がかなり変わります。
具体例で言うと増殖するgですが
どのタイミングで投げるのが正解だと思いますでしょうか?
三戦の才をケアするためにスタンバイに投げる
きっちりドローに繋げられるようにチェーンブロックを、組む所に投げる
どちらも正解と言えば正解なんですが
例えば後攻で増殖g三枚に無限抱擁二枚の初手だとします。
この場合スタンバイに増殖するgを投げてしまうと三戦の才はケアできますが相手がそれで止まってターンを返した時に初動をトップで引けるかの試合になってしまいます。
ですのでこの場合、初動を引き込む確率を少しでもあげるために相手がチェーンブロックを組む特殊召喚まで待つのがセオリーになると思います。
また増殖するg、デモンスミス、ディアベル、篝火、エクセル
など単体で機能する初動をたくさん引いている場合スタンバイに増殖するgを投げることで相手が止まるならよし、動くならさらに手数が増えるからよし、三戦の才もケアできてる事になります。
またはるうららも投げ方大変難しいです。
手札にうららしかない。ならマスカンに当てても良いです。
ただうららには自分に対して打たれる増殖するgを弾けると言う大きな役割があります。
なので他の誘発との合わせ引きしている場合にはできるだけうららをがめるプレイをする事もありますね。
また無限抱擁も最終盤面に出てきたウーサやマスカレーナに対して自ターン中に当てたいので
ヴェーラーと合わせ引きしてるならヴェーラーから打つなどのプレイもします。
なので自分の手札でゲームを有利に進めるためにはどうしたらいいかを考えて手札誘発を投げましょう。
まとめ
ここまで話してきましたが誘発には質があります。
増殖するgは言わずもがな通れば最強ですがうらら3墓穴2抹殺1の六枚が対策とされるカードがありますなので比較的通りずらいんです。
なので他の様々の誘発を採用する事が多いです。
その中で環境ではエフェクトヴェーラーなどの無効系
また手数が多いデッキが多いならドロールアンドロックバード
など環境によってデッキタイプによって採用される誘発は変わります。
様々な入賞レシピに入ってる誘発の種類や枚数などを真似してみて、更に言うとその上でなんで環境にマッチしているのかを考えましょう
この考えるという作業を行うとさらに環境に対する理解が深まり、採用するカードの質があがります。
また調整する際にも試したい誘発を初手に引いている前提でプレイを行う事で自分が得たい成果が得られるかわかるのでオススメです。
長くなりましたが以上です。
noteの収益はしのとコーヒーを飲みます。
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