nagi

文字を打つことで、救われたい。何かをわかりたい。

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最近の記事

二千五百円に生かされている

飼っているハムスターがそろそろ死期かもしれない。 病院に通い、何度も治療に励んで頑張ってきたけれど、それでも何度となく病魔がやってきた。もうどうしようもないことがわかっていた。 と打ち始めたら、安易に涙が流れ始めた。 今度医者に見せても、「もう歳だからね」と言われるだろうと想像しながら、それでも医者に行かない選択肢もなくて、とても寂しい。 この子を飼い始めた時の私は本当に限界だった。 文字にしたら大したことないけれど、気の合わない上司と、やりたくない仕事と、見えぬ未来に挟ま

    • なりたい未来

      日々を消費して生きている、中で、それでも変化って必要だよなと思い始めている。 端的な話、この仕事を続けた先に、私に希望はあるのか?ということを考えている。 自分には多すぎる、と思う業務量で繰返しの毎日をただ過ごしているだけ。でもその業務量も、自分の仕事のやり方が下手だから多いだけなのか、とか。言わないけど。残業しまくってるので、色々とバレているようでもある。 今の職場にいて、楽しいと思ったことがない。 ここに自分がいて、いいのだろうかと考える。 多分これも見透かされてる

      • 感情ありますけど

        自分の思いを言葉にするのがひどく苦手です。態度には出てると思っていたけれど、それも歳をとったからなのか、下手になったようです。 今の職場で上司に「感情あるんだね」と、とても失礼だなぁ、と思うことを言われる。 私のことをこの人は、なんだと思っているのだろう……と、考えながら「ありますよ」と答える。しかしその声もおそらく側から聞いたら、「感情ないな」と思われるのかもしれない。 話してることの理解度の確認くらいならいいのだけど、何かへの「感想」を聞かれた時は一番困る。 その原因

        • 自己否定の呪い

           昨日も今日も、明日もきっと自分のことを認められません。こんばんは。  生来の性格として、ネガティブであり、自己肯定感が非常に低い。褒められたら、「なんで?」と思うし、自分がやることなすこと全て許せない。  学生時代、飲み会のよくわからない罰ゲームのようなもので「自分の好きなところ一個あげる」と言われた時は、本当に勘弁してくださいと思っていた(なお、当時私だけ素面)。ちなみに隣にいた後輩は、爪の形と言って却下をくらっていた。いいじゃん!なんでだ!  厄介なことに、褒められ

        二千五百円に生かされている

          ダメダメでダメだからダメです

          ダメになってしまった。ダメになった。何もできなくなった。  なんだか先月の終わり頃から調子が良くて、自分が察する自分の調子がいいのに加えて、周りの人にもなんとなくいい扱いを受けたりして、やったーって思いながら暮らしてた。  なのに、今月が一週目を過ぎた頃から、よくわからない取っ掛かりが引っかかってしかたなくて、右にも左にも動けなくて、ただその場でグルグルしたりして、またその様を他人に見られないようにして、混乱を回復しようとしていた。  でも、そんな風になってると、周りの人へ

          ダメダメでダメだからダメです

          また会いましょうお元気で、と言えばいいものを

           人との別れをうまく咀嚼できない。  子供の頃から何も変わっておらず、学年が変わるたびにあるクラス替えも、学校が変わる卒業も、全部全部苦手だった私は、今でも人との別れが「下手」だと思う。別れが上手な人、というのもおそらく多くはいないだろうけれど。  自分が新しい場所へ行く、変わってしまうことを恐れているんだと思っていたけど、なんやかんやでわたしは人との別れを恐れているらしい。と、いうか、別れた後のことをだんだん理解してしまったのだろう。 「卒業してもまた会おうね、元気でね」

          また会いましょうお元気で、と言えばいいものを

          結局結婚して子供産んで家庭作るのが

          「普通」なんですよね。 わたしはそれが自分にできるとは思ってないので、あまり選択肢に入れてないのだけど、周りと話すとむしろこの選択肢しかないことにびっくりしてしまう。そして辛くなる。 女の子が結婚相手を探さなきゃ、とみんな揃って焦っているのを見て、そうなんだと感じてて、女の子から聞く結婚には飽き飽きしてた。わたしもそのうち焦り出すかもしれない。まぁわたしがするなら、結婚までかな、とか、できもしないのに上から目線に考えてる。 でも、結局男性も同じ考えを持ってるんですよね、と、今

          結局結婚して子供産んで家庭作るのが

          やっぱり同担拒否かもしれない

           ごめんなさいごめんなさい、やっぱり同担拒否なのかもしれません。  しがないアイドルオタクをやっています。まだ半年くらいのいわゆる「ど新規」のオタクです。生活はだいぶ変化しました。彼らが出る番組はキーワード録画されるようになり、日々録画残量と闘ったり、気付いたらCDを追加で購入していたり、雑誌を全て追いきることはできないけれど、これは!というやつは手に入れたり、メンバーカラーの服飾雑貨に敏感になったり。  そんな私のアイドルへのはまり方は、「リアコ」、リア恋、リアルに恋して

          やっぱり同担拒否かもしれない

          てがみをかいた

           書いてない書いてないと喚いていた手紙を、ようやく書いた。なぜ今なのかはわからない。  先日のnoteに次はない、と書いたからか、素敵だなと思って買ってあった便箋が目についたからか、一気に書き上げた。今見直してみても、全く意味のない内容を書いてしまったな、とは感じている。別にnoteに書いてあることも、彼女に伝えるべき言葉か、と言われるとまた違ったのだけど。  とにかく手紙を出す、ことにした。また返事は来ないかもしれないし、すぐ来るかもしれないし、もしかしたら読んでもないか

          てがみをかいた

          そちらの時の流れはどうですか

           結局まだ手紙を書けないでいる。  それは、忙しいからとか、書くことが浮かんでもうまくはまとめられないからとか、いろいろな言い訳はあるけれど、最たるものは「なんでこんなに時が経ってるの?」ということだった(つまりそれって、忙しいってことじゃないか?とも思うが)。  彼女から手紙をいただいて、人生で多くはない嬉し泣きをして(本当はつい先週嬉し泣きをしたのだけど、その話はまた機会があればしたい)、それから3ヶ月がたった。手紙を書いていない、といったけど、本当はもらってからすぐに

          そちらの時の流れはどうですか

          ホームで菓子パン食べながら泣くな

           うっすらとした希死念慮が、頭を過ぎるというよりは、頭上をフラフラとしている。  何年も何年も続けるこの道の果ては、結局皆同じところに繋がっているのに。だからこそ、その道すがらを楽しむという人もいるけど、それでもその先の果てを見ると、なんだかその気も失せてしまう。道すがらを一緒に楽しみたい人はいっぱいいるけど、そこで自分が本当にやりたいことなんて何一つない。誰かと楽しむだけでもきっと立派なやりたいことの一つなのだけど、結局他人に何かを委ねてしまうことで、自分がなくなることが許

          ホームで菓子パン食べながら泣くな

          お元気ですか

           お元気ですか。  頭の中ではもう何回もあなたへの手紙を書いているのに、実情としてはまだあなたには何も届けられていません。そして、届くはずのない場所に、あなたへの手紙を書きます。ごめんなさい。  手紙を書こうとしても、言葉が浮かんではすぐに消えていきます。どの言葉なら、あなたに届くのだろうとずっと考えています。どの言葉なら、あなたを傷つけないだろうか、と言葉の暴力性についても考えています。あなたの今いる場所は、どんなところなのだろうと考えて、他の人には言える言葉も、うまく紡ぐ

          お元気ですか

          こどちゃの話

           好きな漫画、といわれるとたくさん候補は浮かぶのだけど、あーでもやっぱりどうしても好きだと思うのは、「こどものおもちゃ」なんですわね。 ☆  『こどものおもちゃ』小花美穂、集英社。  1996年、りぼんで連載された全10巻の漫画。20年以上前の作品だった。  小学生で芸能活動をしている主人公の倉田紗南と、その周りの友人らで織り成される物語である。  私は当時リアルタイムで読んでいたわけではないけれど、知り合いに勧められて読むことにした。おそらく、小学生の頃とかだったと思う

          こどちゃの話

          大森靖子とわたし

           靖子ちゃんは、わたしにとって救世主だ。  世界の構築の、欠かせない一つだ。わたしがわたしであることを肯定できないわたしを、肯定してくれる。相変わらずわたしはわたしを完全に肯定できはしないけど、でも、肯定しないということについて考えなくなった。  大森靖子は全部を肯定してくれる、優しさを持つ。 彼女の曲が好きな人たちはみんな「これは私の曲だ」っていう。彼女が、銀杏boyzにそう思ったように、ファンは今、大森靖子の曲にそう感じる。  どちらも好きな私としては、銀杏boyz

          大森靖子とわたし

          悪夢

           悪夢悪夢悪夢、私が何をしたっていう。  ただ毎日の通り、家に帰ってきて録画してた番組を見ながらご飯の準備して、食べて、お皿片付けながらお風呂が沸くのをまって、入って……いつも通りだったのに。その晩、見た夢は最悪の悪夢だった。  でも今となっては正直、どんな悪夢だったか思い出せない。思い出さないように脳の制御が働いてるのか、単純に忘れたのか。それでもたしかに、何か悪いものを見たという感覚だけが付き纏う。  枕元の携帯を見れば2時30分を回った頃、あぁ最悪、まだまだ寝れる時

          真面目であること

          昨日の文章を読んでいたく反省しています。何も面白くない文章を書いてしまった…… もっと自分を深掘りしていきます。そのためにも、余裕を持って執筆に挑みます。 「真面目だよね」 と、よく言われます。多くは話して日が浅い人から、でも長く親しくしている人にも言われます。 まぁ、そうだろうな、と自分でも思います。 真面目で、誠実で、正直で、謙虚である。そういう風であるといいかな、と思います。 何事にも真摯であるべきだし、そうすることで良かったことも数多くあると思います。 一方で、

          真面目であること