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まゆ子のぷち短歌教室〜その3

【基本のき】

思いつきで始めてしまい、いきなり実作から入っていたことに今さら気付きました……

今日は【基本のき】短歌の数え方

短歌をしています、と打ち明けたら
「では、ここで一句」
と言われてしまった経験、ありませんか?
実は私もです。
これは、先ずはアニメ『サザエさん』などで
「では、ここで一句」
という台詞が使われていた影響も多いと思います。
彼らが嗜んでいるのは
『俳句』もしくは『川柳』と呼ばれる
《5、7、5》
からなる詩型で単位は【句】です。
一方、短歌はというと
『百人一首』(百人の一首ずつを集めたかるた)
でもおなじみの【首】を使います。
これは《5、7、5、7、7》
からなる詩型ですが、これ等の数え方が問題でした!
最初の5→初句(しょく)
次の7→二句(にく)
次の5→三句(さんく)
次の7→四句(よんく)
最後の7→結句(けっく)
と呼び、さらには
前半の5、7、5→上の句(かみのく)
後半の7、7→下の句(しものく)
という呼び方をします。
(略して《上句》かみく、《下句》しもく、とも)
つまり、学校で頭を痛めた思い出だけが残ってしまっているのです。
授業でもこれ等のことを習いますが、案外【単位】についてはさらっと触れる程度です。

ここで覚えやすい呪文をひとつ♪
ラジオ石巻
短歌部かぷかぷたんたか短歌
(↑Twitterアカウントです、見てみてね)
の締めくくりのフレーズです

♪短歌を数える時は一句じゃなくて一首だよ♪

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