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我が家の名品図鑑

 気が付けば遠山の金さんばりの桜吹雪も終わり、新緑のみずみずしい緑が目に付く季節になりました。我が家の植物たちもほとんどが目覚め、水を吸い、緑がきれいな季節となりました。植物を育てている身としては一番楽しみな季節でもあります。
 冬の間は昨シーズンの成長の成果を誇っていた株の姿に見惚れていましたが、新しいシーズンで成長を始めた株をみると、育てていてよかったなと思わせてくれます。

 先般出版された「名品図鑑」にならって、我が家の名品?と思われるアガベのいくつかを紹介します。ちなみにすべて実生株ですので、とっておきの個体があれば独自の名称(愛称)をつけて、いわゆる「ネームド」株にしちゃいましょうかね。

 上の写真は先ごろ「ウエルカムプランツ」さんから購入したサインボードを取り付けたところ。ポップな感じがお気に入りです。

プロトアメリカーナはたくさん実生しましたが実に個性豊かです。濃緑色から黄緑がかったもの、葉の細長いもの、鋸歯が目立つものなど。そのなかでも目を引くのがこの株。少々葉が傷んでいますがトップスピンにうねりがあり、鋸歯も迫力があります。
余り数が育たなかったガルシアメンドーサ。葉型が優美で葉縁全体に白く縁取りと鋸歯が整然と備わっています。
良く登場する我が家の最大株のソブリアフレイレンシス。地植え二年目にして株幅約2メートルに成長し、子株も30センチを超える大きさです。寒さにも強く、霜に当たっても全くのノーダメージでした。
パリーチワワ。最初期に播種したグループですがやはり成長が遅い。この株は丸みを帯びた葉が特徴で、小さめに育てたいです。
昨秋地植えに移行したパリーチワワ。上の株に比べるとちょっと葉が長め。
こちらも地植えに移行した別株のチワワ。葉数が多くこれからの期待大です。
人気のあるホリダ。葉縁の灰白色の縁取りがきれい。これも大事にしたい。
ホリダを地植えにしたらどうなるかの実験されている株。二冬を地植え保護なしで過ごしました。やはり葉先にちょっとダメージがありますが暖かくなると目立たなくなります。夏前には鉢上げする予定です。
ケルチョベイですが、葉の中央の線が不明瞭で、葉縁の白い縁取りがきれいな株。ケルチョベイの中では成長が遅いほうです。
チアペンシス。緑色がきれいな種類ですが、スピンも大きく鋸歯もきれいに並んで、全体に端正な印象を受けます。
ハバーディアナ。とても成長が遅く、パリーに似た雰囲気ですが、華やかなパリーに比べるとダンディーというか、渋いおじさんのような雰囲気があります。

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