コント『人子等装置』『紛失①・②・③』『早弁』『男子トイレ』の解説

※※ どうぞ動画を見てからお読み下さい ※※


コント『人子等装置』『紛失①・②・③』『早弁』『男子トイレ』
脚本・演出 高山 銀平

『人子等装置』
2006年6月 カカフカカ企画第16回本公演『ドラ、え?も、ん…』にて上演

『紛失①・②・③』
『早弁』
『男子トイレ』
2006年11月 カカフカカ企画第17回本公演『開げーっ!!ボンギッギーッ!!』にて上演

(すべてカカフカカベストコント黎明編に収録)


今回は短編集といいましょうか、短めのコントばかりをご紹介いたします。


『人子等装置』について
このコントは、この後何度か再演の候補に挙がることになりますが、
最近のカカフカカ企画は1月に公演を打つことが多く、
風邪やインフルエンザが猛威を振るう時期なため、集団感染を恐れ、
泣く泣く立ち消えてしまうという悲しいコントなのです。

泣く泣くは言い過ぎました。特に感情は動かずカットしてます。


『紛失①・②・③』
特にエピソードはありません。


『早弁』
映像ではわかりにくいのですが、早弁をしている男子生徒が顔を上げると得体の知れないものを食べています。

再演をした時に、生徒役になった初参加の役者さんが糸こんにゃくに緑か青の食紅をまぜて作ったところ、
真っ黒になってしまいよくわからないということで、
実験に実験を重ね、さらに赤の食紅を足し、よく混ぜずにコントラストを残したままにすると良い感じに得体が知れなくなる、
という成果を得るために結構な努力と時間をかけてくれました。

本番前の楽屋で、

「これでどうでしょう?」

「うーん、いいと思います(or 混ぜ過ぎかなぁ)」

「はい (or では作り直します)」

役者って何なんだろう。
(今ではすっかり常連なので悪いことをしたとは思っていません)


『男子トイレ』について
映像で一つ気になることがあります。
暗幕の高さのズレです。

黒子の役割にはもちろん感謝しかありませんが、
映像を見る度に舌打ちをしてしまいそうになります。

細かいところを気にされるお客様の頭にコントの内容が入らないんじゃないか、
という細かいことを僕は気にしてしまうのです。

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