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【政策参与のおはなし(その4)】デジタル改革関連法と日野町の政策参与の業務について(2021年6月14日日野町議会令和3年6月定例会・本会議一般質問・再質問に対する答弁)


本会議に出席しました

政策参与の配置については、当初予算案審議の際にも議会で議論があったところですが、今年度になって最初の定例会である6月定例会で、本件に関する質問がありましたので、私も本会議に出席して答弁する機会をいただきました。

議員各位には、5月臨時会の全員協議会の場でご挨拶する機会がありましたが、議会の場で、町民のみなさんにもご挨拶する機会をいただいたということです。これまでの「政策参与のおはなし」と同じトーンですが、「何のためにここにいるのか」についてお話させていただきました。

(令和3年度当初予算説明より)

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録画は以下からご覧いただけます(私の答弁は25分くらいからです)。読みやすいように一部追加・変更を行っています。

政策参与答弁

発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。政策参与の東でございます。いましがたの総務課長の答弁に付け加えるところはないのですけれども、私の考え方をお話することで、ご質問に対するお答えとなればと思います。

4月に委嘱いただき、職員のみなさんに次のようなお話をさせていただきました。私の役割は、大きくは3つあると思っています。

1. 総合計画の実現に向けて変革することが自治体DX

1つは、対町民さんに関することであって、私が仕事としてなすべきことは、この4月スタートいたしました日野町の総合計画の実現に対してお手伝いをするということであります。私も今日出来上がった冊子を拝見しましたけれども、数多くの政策の柱がありまして、その実現にまさに向かっているところであります。

ただ、まだ具体化されてない政策もございます。その具体化する政策においては、町民の皆さんと一緒に協力しながら、あるいは町民の皆さんが実現したいことを役場と一緒に実現する、こういった取り組みを進めるときに、多少の知識と、多少の人的ネットワーク、こうしたものがあるとご紹介いただきましたけれども、これを活用いただきまして、実現に邁進したいと思います。

こうしたことも自治体DXだと思いますが、特にですね、「D」が、デジタル的なあるいはデータといったような、そちらの面にすごく着目されるわけでありますけれども、私は重要なのは「X」の方で、あると思います。

この「X」は「変化」、あるいは「変革」ということでありまして、これから日野町が未来に向かってですね、変わっていこうとするまさにそのスタート地点において、この日野町ならではのDXにお手伝いしたいと思いましてお引き受けしたわけであります。

2. 自治体DXが対象とすべきユーザーは職員も

2つ目は今議会のお話を伺っていますと、津々浦々の町民さんの置かれた状況、あるいは事業者さんの状況を踏まえて、ご質問がされていたように思います。

ご質問の中にもこうした言葉がありましたが「ユーザー」として、町民さんあるいは事業者さんがあると思いますが、もう一つ大切なのが職員さんであります。この自治体DXあるいは日野町版のDXが対象とすべきユーザーは職員であります。

日野町の職員さんは今だいたい230人ぐらい、事務職員さんであれば120人ぐらいと伺っており、また予算総額90億弱のうちの4分の1程度ですね、相当額を占めている体制で推進しております。

ですので、1点目に申し上げた総合計画の推進において、日野町として最も投資をして、最もお金をかけているのは人であります。

従いまして、その職員さん一人一人のですね、能力を高めることはもちろんでありますが、今後の職員の体制、年齢構成等を勘案した場合に、彼らが生き生きと安心安全に働くことができる、そうした環境を整えること。これもまた重要なことだと思います。

今回の日野町ならではのDXの対象は、そういった意味でも、デジタルのツールが便利にするっていうことももちろんありますが、目の前の仕事にすごく苦労されている多くの職員さんです。

複雑な制度であったり、複雑なシステムであったり、忙しいということもありますが、なかなか難しくなってしまっている制度やルール、あるいはITインフラといったようなものをリセットっていうとすごく簡単なんですけれども、それを一つ一つ組みほどいて、改めて自分たちの手で作り直していく。こうしたことが今後日野町が総合計画を実現するにあたって重要なユーザーの一つである職員さんの推進力といいますか、やる気も含めて、そうしたものを実現するために必要であります。

そうしたときに私がまず最初にできることは、大層なことではなくてですね、今総務課長にもご案内いただきました、ちょっとしたことであります。

(注釈)ちょっとしたこととは何か?
ちょっとしたことというのは、以下のページを作成したとき、最初は問い合わせ先のタクシー事業所一覧の連絡先をJPEGにしていました。

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これは、知っている・知っていないという面ではありますが、アドバイスするときに、

・アクセスログを確認して日野町ホームページのアクセスの6割がスマホユーザーであること。
・紙が必要な方は郵送されているのでOKだけど、スマホで見る方が便利な町民さんもいらっしゃること。
・視覚障害者は専用ソフトやスマホの機能で読み上げないと電話番号にたどりつけない。画像ではその対応ができないこと。

という点を含めてお話しています。

この技術的な対応は、もちろん必要なことですが、担当の方は速やかに対応されてすぐ修正された。こうしたことの方が重要です。素晴らしい!

(以上、注釈おわり)

また、議員からもご紹介いただきました、ワクチンメーターのように、こういったことができるっていうことを具体的にお示しすることであります。ワクチンメーターは、今日本会議が終わったら、更新をしようと思いますが、今後は職員さんが自分でもできるように、あるいは将来的には自動でできるようになります。これもデジタルの例として重要な機能でありますけれども、そうしたことが簡便にできるということを知っていただく、そうした先にですね、各所属の職員さんがやりたいこと、実現したいことを私に相談いただければ、私なりにお手伝いができるんじゃないかと思います。

3. 俯瞰する視点

3つ目はですね、そうは言っても、私に与えられてる職務というのは、職場、あるいは役場なり、役場と町民さん、事業者さんなりありますけれども、そうしたいろんな立場を俯瞰する視点だと思います。

例えば総務課、農林課といったそれぞれの事業部門がそれぞれの政策目標を実現するのは当然でありますが、それが少しのきっかけで、一緒に連携して、より高みにを持っていくような政策は少しずつ日野町でも見えてくるように思っております。

そうしたときにお互いの考え方もちろん重要でありますが、その上に、お互い連携できるよう、役場内でもそうでありますし、町民さんあるいは事業者さん、もちろん議会の皆様がたとも連携するような立場・視点で、こうしたらいいんじゃないかということを、私なりに申し上げ、そうした俯瞰する視点を日野町にご提供できるように頑張っていきたいと思います。

まとめ

簡単にまとめますと、総合計画の冒頭にも書いておりますが、持続可能性について難しくなってくる状態において、少しでも日野町の良さを残していく、そのためにデジタル、それだけではなくてデータもあると思いますが、そしてもう一つ重要なのが、そうしたものを可能にならしめるデザイン・仕組みといったものも日野町に少しずつですね、職員の皆さんから町民の皆さんと、一緒に考えて、一つ一つ小さなことでありますが、作り上げていきたいと思っている所存であります。

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