リモートで認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)を取得 & CSMとCSPOの更新方法で知ったこと
前回認定スクラムマスター(CSM)を取得したのに続き、認定プロダクトオーナー(CSPO)も取得した。ついでに、資格の更新に関する情報も書く。
CSPO - 研修前
例のウイルスのため、Scrum Allianceがリモートの研修を開始!!リモートだから、どの国の研修にも参加できる。
色々な国をチェックしたけど、やっぱりインドが一番安い。
ということで、再びインドの研修に参加することを決意。今回は行かなくて良いから楽。
研修料金: 約35,000円。
CSPO - 研修中
2日間で研修の時間は休憩を除くと約13時間。そのうち、グループワークに使った時間は2時間くらい。「日本でCSPO研修に参加したよ」って記事を見てると、もっとグループワークに使ってるイメージがあるんだが、国の違いだろうか。インドは質疑応答に使っている時間が長い気もする。1つのセクションが終わるたびに20分くらいが質疑応答で消えていってた。日本での研修に参加してないから分からないけど・・・。(両方に参加した人がいれば教えて!!!)
内容としては、CSPOはプロダクトビジョンを決めるなどのスクラムを始める前の仕事が7割!!!ということで、スクラムというよりも、「スクラム(アジャイル)の精神を理解してプロダクトの方針を決定できる人になろう」という研修だった。
ちなみに、講師はインド人だったけど、英語の訛りはあまり強くなかった。研修とかしょっちゅうしてるから、インド国外の英語にも慣れているのかもしれない。
CSPO - 研修後
実際終わってみて、Scrum Allianceの資格のルールについて、色々新しく知ったことがある。
1. CSPOでは試験が無い!!
研修が終わったら認定バッジがもらえた。
補足: CSMだと試験があって、一定以上の点数が必要。
2. CSMも含めた資格の更新条件が変わる
私は以前CSMを取得していて、CSPOで2つ目。
変更その1
CSPOを取得した瞬間、CSMの有効期限がCSPOと同じになった。
つまりこんな感じ。
CSM 取得2019年5月 & 有効期限2021年5月 --> 2022年5月 (New!)
CSPO 取得2020年5月 & 有効期限2022年5月
どうやらScrum Allianceの資格の更新は必ず一括で行うらしい。
これを知っていると、CSMが切れるギリギリにCSPOを取得していれば、更新費用が浮いたかも・・・とか思ってしまった。
変更その2
更新に必要な費用とSEUが変わる。
* SEU (Scrum Education Units): スクラム関連の発表や勉強をした場合に、自分で公式サイトから申請して取得するポイント。資格の更新に必要。
このページを見ると、CSMとCSPOでそれぞれ$100と20 SEUが必要なのかと思ってた。が、それは資格が1つの場合のみ。
2つ以上資格を持っている場合、"SEU Calculator"で計算しないと正しい費用とSEUが確認できない。
今回の場合。
誤: $100 x 2 = $200と20 SEU x 2 = 40 SEU
正: $100と30 SEU
ちょっと得した気分。(してないけど。)
まとめ
A-CSM取得は2年後にしようかな。