2023.03.19 今年もアイツに出会えた!(ビオトープ整備にて)
長男(高1)と二人で、内子町のビオトープの整備作業に行ってきました。
もともと長男は「山にいきたい」と言っていたのですが「自然に触れられればそれでいい」と了承を得たので連れていきました。
作業は、2月に皆で掘り上げたイグサの株の整理と、ビオトープの半分に残っているヨシやセイタカアワダチソウなどの大型陸生植物の除去を目的にしました。
現地は、続いた雨のため、水を入れていないにもかかわらず、かなりぬかるんでいました。そのため作業中に泥が飛び散りすっかり汚れましたが、それでも、午前2時間、午後2時間ほどで、目立つ株は一通り取り除けました。株を一箇所に集めましたがなかなかの量です。。。
大きな株を掘り上げている最中で、息子がクロゲンゴロウ(県絶滅危惧2類)を見つけました。動きはまだ鈍かったですが、ここで越冬していたのでしょうか、ちょっと感動です。
昨年、ビオトープをはじめて、産卵→幼虫→羽化→越冬まで一通りプロセスを経てきたという証拠です。このビオトープのシンボル種でもあるので、確認できてよかったです。
2月に訪れた時に確認したオタマジャクシが、成長していました。こうやって天敵のイモリやヤゴが活性化する前に、大きくなっていくんだなと感心しました。
作業中に、アカガエルがいたので捕まえてみました。どうやらニホンアカガエル(県準絶滅危惧)のようでした。この場所は標高が高いのですが、ヤマアカガエルではなくニホンアカガエルが生息しているのが確認できました。
作業中に、何匹もアカハライモリ(県準絶滅危惧)を見かけました。暖かくなるとわんさかでてきます。今年もイモリ釣り(?)ができるかな?
溜池に行ってみると、メダカが群れをなして泳いでいました。寒いときは姿を見せませんでしたが、暖かくなって水面に出てきたようです。今年は、この溜池の中も調査したいと思います。
撮影した写真や、動画ファイルをくっつけてひとつの動画にしてみました。ご興味のあるかたは御覧ください。この動画の中でカエルの鳴き声を録音したのですが、これってニホンアカガエルなのでしょうか??ご存じの方がいたら教えて下さい。
皆様のサポートによって、より新たな知識を得て、知識と知識を結びつけ、実践した結果をアウトプットして還元させて頂きます。