2020.06.04 ビオトープの生き物調査(湿地編)
今日は午前中、次男とビオトープの生き物調査をしてきました。
下の田んぼには水が溜まっておらず、ビオトープの水もかなり少なかったですが、生物は色々確認することができました。
クロゲン繁殖確認
なんといっても今回の発見は、クロゲンゴロウの幼虫を確認したことでした。前回の生き物調査でクロゲンゴロウの成体を確認していました。あれからちょうど1ヶ月、幼虫を2匹確認することができました。
成虫も何度もみかけたマツモムシも幼生が沢山泳いでいました。
トンボ・ヤゴ類
トンボのヤゴ類も何種類か確認しました。終齢でないので識別が難しいですが、周辺を飛んでいるトンボで一番多いのはハラビロトンボでした。
他にも何種類か確認はしているので、ヤゴの成長も楽しみです。
ビオトープは山のすぐ近くなので、山から流れてきた水の取水口のあたりに普通は渓流に住むカワゲラの幼虫もいました。水田ではみかけない種なので面白いですね。
カエル・オタマジャクシ
オタマジャクシはおそらく2種類見かけました。一種類目はやや薄い茶色です。これはツチガエルのオタマジャクシのように見えます。
他にもアマガエル、ヒキガエルも近くにいるとのことなので、オタマジャクシも確認したいところです。
近くの溜池にメダカの学校が…
ビオトープの近くの溜池に行ってみたところ、メダカが群れを作って泳いでいました。ビオトープや水田と溜池は直接はつながっていないのですが、水量が安定したらここのメダカを一部ビオトープにも移植して繁殖してくれるといいな、と考えました。
気になるところ
産卵を確認していたガムシや、ミズカマキリ、小型ゲンゴロウ系はどうなっているのかが気になります。水量が減っておりちょっと心配です。
そして、最大の関門、田んぼの水が溜まらない問題が解決されるのか。。。
皆様のサポートによって、より新たな知識を得て、知識と知識を結びつけ、実践した結果をアウトプットして還元させて頂きます。