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地方で生きてま@えひめ

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2010年に東京から愛媛に越してきて、すっかりゆるい暮しに慣れてきた筆者の、四国や愛媛での暮しや文化、風景、もろもろ思うことをしたためます。本館は http://giantech…
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#パタン・ランゲージ

『パタン・セオリー』訳者あとがきの未公開版を公開します

なぜボツ原稿を公開するのか?以降に本記事で述べるのは、『パタン・セオリー』の訳者あとがきを最初に書いた版です。 実際に書籍に掲載されているものは、本記事とは別バージョンになります。(『パタン・セオリー』に掲載しているのとほぼ同じ版を、Web版はiki-ikiにて公開しています。) 最初に書いた版は、長すぎるため一旦削除してリライトした経緯があるのですが、私のパタン・ランゲージ、パタン・セオリーを取り巻く問題意識を書いたため、せっかくなのでそちらも公開したいと考えました。

『パタン・セオリー』の発売日は10月5日になりました!

ReadyForでクラウドファンディングを始めて進めていた、『Pattern Theory』の翻訳本である『パタン・セオリー クリストファー・アレグザンダーの理論に関する序論と展望』の発売日が10月5日になりました。表紙は以下のようになります。 発売日について 本来は、ReadyForの活動報告でお知らせしたように10月4日発売予定でした。10月4日はクリストファー・アレグザンダー氏の誕生日でもあり、存命であれば88歳を迎えていたはずの日でした。 しかし、Amazon

パタンセオリー翻訳プロジェクトの魅力と想いを書いてみた

クラファン70%(あらため80%)を達成!(4/26更新)4月7日から始まったパタンセオリー翻訳プロジェクトのクラウドファンディングですが、開始2週間で、ようやく70%まできました。応援してくれた皆さんに感謝します!(更新:19日で80%達成!) パタンセオリーってどんな本?パタンセオリーは、一言でいうと、建築家・思想家であるクリストファー・アレグザンダー氏の生涯かけて探求してきた「美しい建築」を生み出す理論を元にして、新しい創造の理論、機械論的世界観から生命的世界観へのパ

15年ぶりに盈進学園 東野高等学校を訪問して感じたあれこれ

概要15年ぶりに訪れた、クリストファー・アレグザンダーの関わった最大建築である盈進学園 東野高等学校は、その形を少しづつ変えながらも、その魅力を今も提示していた。特に気になった「池」を中心に、アレグザンダーが目指した深い感情に基づくセンタリングプロセス(構造保全変容)についての思いをしたためた。 15年ぶりの東野高校AsianPLoP2024のツアーで、15年ぶりに盈進学園 東野高等学校(盈進キャンパス)を訪問した。前回訪れたのは2009年なので、約15年ぶりとなる。

XP祭り2022で基調講演をした報告と、いくつかのとても重要な補足について

まさかの基調講演無事終了!まさかまさかのご指名で、今年のXP祭り2022の基調講演をさせていただきました。 今年でXP祭りはなんと20年目!初回からスタッフとして参加していた自分としては、20年経っても存在するということに驚くばかりです。 そして、その20年目にこのような機会を頂いたことに不思議な縁を感じます。ありがとうございます。 講演自体は、昨年お話した『忘れられたXPer』の再演の依頼でした。 https://www.slideshare.net/kkd/xpe