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地方で生きてま@えひめ

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2010年に東京から愛媛に越してきて、すっかりゆるい暮しに慣れてきた筆者の、四国や愛媛での暮しや文化、風景、もろもろ思うことをしたためます。本館は http://giantech…
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#愛媛県内子町

2023.05.10 深水エリアの整備とカエルの新顔

深いエリアを作りたい5/10に平日ですが、急遽ビオトープの整備をしました。ユンボ(重機)を使った最後の作業として水深の深い場所を作ります。 水深が深ければ、そこを好む生物が生息することになり多様性が増します。できれば50cm程度の水深を作り、深めの水深が好きな水草、生物がくることを願って作業しました。 場所を決めて、試しにユンボで深く掘ってみました。場所は夏に日陰が多くて日照時間が短かくなるところにしました。夏にある程度の水深が残っていると、そこに生き物が退避してくれるこ

ビオトープ大整備作業の大詰め日記(2023/3~4)

今年のテーマは、より多様・安定した環境づくりしばらく、投稿が空いていましたが、ビオトープの整備活動は佳境に入っています。 昨年から初めた、休耕田の湿地ビオトープ化は、2年目を迎えました。 昨年は、草刈りをして、とりあえず水をいれて、放置してどのような生き物が訪れるかを確認しました。絶滅危惧種であるクロゲンゴロウ、ガムシのような大型水生昆虫、イモリやニホンアカガエルのような両生類、ハラビロトンボなどのトンボ類が繁殖しているのが確認できました。 今年は、ビオトープに残ってい

2023.03.19 今年もアイツに出会えた!(ビオトープ整備にて)

長男(高1)と二人で、内子町のビオトープの整備作業に行ってきました。 もともと長男は「山にいきたい」と言っていたのですが「自然に触れられればそれでいい」と了承を得たので連れていきました。 作業は、2月に皆で掘り上げたイグサの株の整理と、ビオトープの半分に残っているヨシやセイタカアワダチソウなどの大型陸生植物の除去を目的にしました。 現地は、続いた雨のため、水を入れていないにもかかわらず、かなりぬかるんでいました。そのため作業中に泥が飛び散りすっかり汚れましたが、それでも、

2023.02.23 空き家、ビオトープ、手作り餃子、盛りだくさんな今年初の作業

今年初の作業は盛りだくさん昨年、実験的に始めた休耕田のビオトープ化&無農薬水田プロジェクトも、今年はより本格的にやっていきます。 今年の年明けは、雪が積もったり、寒かったりでなかなか現地似いけませんでした。ようやく皆で久しぶりに集まりました。この日の目的は2つ! 拠点を作るために空き家を調査!まず1つは、以前から現地拠点を作りたいと物色していた、集落の空き家の調査です。オーナー様に貸して頂けると以前から言われていましたが、数年前に内見した時に、その膨大なモノの数におののい

2022.06.19 なんとか田植え&山の幸

水が溜まらず苦心していた田んぼですが、取水パイプの位置を変えて、なんとか半分だけ水が溜まったのでエイヤで田植えをしてきました。 苗の準備が大変苗床に使っていた場所に行ってみると、ところどころに苗が伸びていました。しかしここから泥を取り除いて苗だけ分離しないといけません。 この作業が思ったよりも大変でした。 なんとか、苗をとりだしたのですが、思ったよりも数が少ないのに驚きました。うーむ、なかなかうまく行かない。。。 田んぼに線を引く 苗の準備ができたところで、田植えのため

2020.06.04 ビオトープの生き物調査(湿地編)

今日は午前中、次男とビオトープの生き物調査をしてきました。 下の田んぼには水が溜まっておらず、ビオトープの水もかなり少なかったですが、生物は色々確認することができました。 クロゲン繁殖確認なんといっても今回の発見は、クロゲンゴロウの幼虫を確認したことでした。前回の生き物調査でクロゲンゴロウの成体を確認していました。あれからちょうど1ヶ月、幼虫を2匹確認することができました。 成虫も何度もみかけたマツモムシも幼生が沢山泳いでいました。 トンボ・ヤゴ類トンボのヤゴ類も何種

2022.05.28 田んぼの漏水防げる?

前回、田んぼに水を入れたのですが、水漏れしていて水が溜まらずに困っていました。 耕作放棄水田ではよくある現象らしいのですが、漏水箇所を探してもどうにもわかりません。 よくある漏水の原因は田んぼの畦(水田の際の土を塗り固めた部分)に穴が開いて水漏れがするようです。しかしそもそも水が畦に到達する前に漏れているのでその線は考えにくい。そして決定的だったのがこの1枚。 Wさんのコメントによると… ということ。これが本当だとすると、水田を使っていた頃から水が染み出していたのかも