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地方で生きてま@えひめ

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2010年に東京から愛媛に越してきて、すっかりゆるい暮しに慣れてきた筆者の、四国や愛媛での暮しや文化、風景、もろもろ思うことをしたためます。本館は http://giantech…
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2022年7月の記事一覧

いのちを信じるということ

余計なお世話はもうやめよう。 その人のいのちが、その人を、然るべき状況へと導いてくれるから。 僕が、その状況で、何かをする必要はない。 必要なことが、必要な時に、必要にせまられて起こる。 僕はただ、自分の場面で、やるべきことをやるだけだ。 いのちを信じるというのは、そういうことだ。 よかれと思ってはもうやめよう。 その人のいのちが、その人を、然るべき方向へと導いてくれるから。 僕が、その人を、どこかへ導く必要はない。 必要な人が、必要な時に、必要に迫られて引

農耕と狩猟採集を超えた先にあるもの

手間かけない菜園昨年くらいからあまり菜園に手間をかけれないので、 気合をいれて夏野菜を植えていない。 定番の夏野菜は最低限植えているが、 最悪放置しておいてもいいくらいの感覚。 夏の定番のオクラは 収穫忘れて巨大化するので今年は作っていない。 自宅の庭では、 ヤマノイモ、キクイモ、ニラ、ノビル、 サトイモ、大葉、レモンバーム、ジャガイモ、 ミョウガあたりが庭のあちこちから生えてくる。 これらはこれまでのこぼれ種や種芋が残っていて 勝手に生えてくる。 多少植え替えもするが

非暴力的態度という思考実験

NVCを人間以外で試したら?昨日、NVC(非暴力コミュニケーション)を説明する記事を書いていて、ふと「NVCを対人だけでなく、対非人に拡張するとどうなるのか?」という疑問が沸いたので思考実験してみた。 たとえば、農作物を作っている畑で、カメムシやイモムシなどの害虫と呼ばれる存在を見つけたとする。 一般は駆除されるところを、NVCを拡張してみることを考えると、人間側としては、農作物を安心して育て収穫したい、というニーズがある。 一方、虫側としては、生存のために食料を得たい