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Lyrics

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2022年2月の記事一覧

プロペラ

そう繊細に考えなくていいよ いつまでも たいしてそんなに思いつめてないから けど・・・ 後悔なんかしてないよって 強がりに見えるかな 意外と本音は まったくの青空 飛行機雲 乗っ取って 君を追い越したい 後ろ歩きで行く 君の視界外に 手の鳴る 彼方へ そっぽを向いといて心配しないで もういいよ ほっといたくせに気にかけないで だって・・・ 昨日の続きはつまんないって そのまんまなんだから 自然と不自然な くったくのない笑顔 タイムマシーン 乗っ取って 君はどうするつ

満ち欠け

どんな形にすれば 伝わるだろう いっそあなたの目を塞ぎたい その手のひらで 触れてください 心 露わにしてください 大事なとこが 欠けているのは 想いが埋まりやすいように いつか願いが叶うなら あなたの欠片で 満ちるといい どんな心にすれば 届くのだろう いっそ言葉の意味を消したい 耳をあてて 聴いてください 鼓動 合わせてみてください 大事な音が 途切れてるのは 想いを繋ぎやすいように いつか願いが叶うなら あなたの声音が 響くといい 一つ願いが叶うなら あなたの欠

37℃

目をそらさないで 心をつないで 体をあずけて 不安は確かめるだけ あなたは冷たく言う 後悔するんじゃないかって その手はこんなに あったかいのに 目をそらさないで 心をつないで 体をあずけて 不安は確かめるだけ わたしは笑って言う 帰れない二人どうしって そんなの意外と 普通なのに ホントは 怯えてる 何度も間違えるけど この微熱は違ってほしい 傷つけないよう 吐息の触れ合い あなたの温もり 重ね着していたい 傷の舐め合い じゃない触れ合い 最初は信じて 最後まで

風穴

秒針が ケツをはたき 七時過ぎの 電車へ急かす 横を走り抜ける男子の 裂いた風が 眠い目にしみる 白い息が 視界を染めて 不意によぎる 失った日々 何かを目指して 駆け抜けた道 今はもう つまずくことはない 駐輪場に 殴り書いた 落書きの謎 解けないまま 高架下に散らかった 若気の殻 逆光があぶり出す 時のかけら 寄せては返す たちこめる朝もやに 青信号 渡る途中 道の真ん中 足を止める 砂時計が つまるように 戸惑う鼓動 途切れがちに 今を 脈を 身体を 刻んで 日