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耳から入って口から出る

先日からトライアル中のオーディオブック、一昨日までのイケボ小説が一段落したので、次は趣向を変えてみることにした。

オーディオブックは語学系も結構な種類が有り、英語以外も多少ではあるがラインナップがある。
英語も日本語も足りないので片っ端から始めてもいいのだが、たまには英語以外にも触れて味チェンしたい浮気性。

通勤の車内で再生すると、碌に説明も無くいきなり始まるレッスン。日本語の例文→イタリア語の単語→イタリア語の文 という順で、間に適度なスペースがあるのでこちらが復唱しろという事らしい。これがあたかもス◯ードラーニングみたいに延々と続く。負けずにブツブツと復唱する。最初は勘で応えていたが、はすぐに追いつかなくなる。
これってテキストあるの?細かい単語まで追えないよ。そもそもこの使い方合ってる?
…とツッコミを入れる相手も居ない。親切過ぎないところもイタリアっぽいかも。まあいいや。暫く流しているとイタリア語が飛び交う空気感に慣れてきて、自分がイタリアにポツネンと一人で置いて行かれたような錯覚にさえ陥る。これで良い。大層な文法理論を学ぶよりも、一文でも多く慣用句を暗記していた方がいい。疑問は尽きないが今日はせっかくダウンロードしたのでこれをひたすら流すことにする。きっと明日にはイタリア語ペラペラになっていることだろう。あとはピチっとしたパンツ履いてカンパリソーダでも飲むか。