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購入と賃貸とどっちが良いの?実はそれは問題じゃないのです。

「賃貸と購入、どちらが良いの?」

よく聞かれますし、何かと話題になるネタです。

大体結論は、

「どちらが良いかは、一概に言えない」

で落ち着く感じですね。

収益物件を扱う身からすると、その結論の方が都合がいい。

だって、みんなが購入派になっちゃうと、賃貸物件の需要が無くなっちゃいますから。(まぁ、そんなことは無いでしょうけど)

ただ、自分ならどうするかというと、断然購入派ですし、実際に自宅は2回購入しています。(一回目のマンションは売却して、今は戸建に住んでいます)

そもそも、これを考える時って、お金の損得だけで判断することが多い感じがしますけど、家族で住む自宅ですよ。

家族が楽しく住める家に住みたいし、壁に穴開けたり、何だったらぶち抜いたり、好き勝手にしたいじゃないですか?

お金のことだけじゃないと思うんです。(お金のことでも買った方が良いのですが)

賃貸で自分が住みたい家って見つかりますか?

もちろん、よっぽど高級な賃貸マンションなんかだったら憧れますけど、僕みたいに一般的な収入の人の予算で、家族で満足して住める物件って、なかなか無いと思うんです。(だから、お金持ちは、賃貸で良いと思います)

見つかったとしても、大体分譲マンションを賃貸に出しているものが殆ど。

元々賃貸用で建てられた物件で、「この部屋に住みたいなぁ」、と思う物件って見当たりません、少なくとも、自分が探した時は無かったです。

住みたい家を賃貸で探すのって、大変なんです。

次はお金の話。

唐突ですが、不動産投資の旨みって何だと思いますか?

もちろん、安定収入とか、キャッシュフローとか、色々ありますけど、根本的な旨みは、

「自分の借金を他人に返済してもらうこと」

なんです。

だって、放っておくだけで自分の資産が増えていくんですから。

この、借金と返済者との関係で言うと、嬉しい順番はこうなります。

①自分の借金を他人に返済してもらう
=収益物件の運営
→時間が資産を増やしてくれる


②自分の借金を自分で返済する
=自宅を住宅ローンで購入する
→自分で働いて、自分の資産を増やす


③他人の借金を自分が返済する
=賃貸住宅に住む
→自分で働いて、他人の資産を増やす

更に③についていうと、元々賃貸物件として建てられた物件の場合、オーナーさんとしても利益を出さないといけません。

「借金返済+オーナーの利益」を賃借人さんは負担しなければならないのです。(分譲タイプのマンションを賃貸に出している場合は、オーナーの利益はそれほど見込んでいないことも多いですけど)

逆にいうと、自宅を買っておけば、いざとなれば③志向の人に貸すことができます。転勤なんかもチャンスに変わるんです。

お世話になっているオーナーさんなんて、東京から大阪に転勤になった途端に大喜びで大阪に住宅ローンで自宅を買ってました。単身赴任なのに。東京に戻った今は、それを賃貸に出しています。

もちろん、最初から賃貸に出すつもりで住宅ローンを組むのはダメです。

でも、本当に自分が住むために買って、その後に事情が変わって賃貸に出すのは銀行に説明すれば大抵認めてくれます。

よく、家を買った後に転勤になったらどうするんだ、みたいな話もありますが、それは逆にチャンスだってことなんです。

ただ、大事なことは、賃貸に出した賃料から固定資産税・管理費・修繕積立金を差し引いて、住宅ローンとトントンくらいの物件にしておくこと。

そうすれば、家を買うことはリスクではありません。

賃貸派の方が心配している、ローンが返せなくなる危険というのは、銀行が貸してくれるだけ目一杯借りてしまうから生まれるものなのです。

そりゃ、
「目一杯の家賃を払って賃貸物件に住むのと、目一杯の住宅ローンを組んで自宅を購入するのと、どちらが良いのか?」
と聞かれれば、賃貸物件に住む方が良いに決まってます。


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