見出し画像

無駄な不動産鑑定はもったいない

「税理士さんとか、いろんな専門家の方にお話を伺いました。でも皆さん、この部分は分かるけど、他の部分は別の専門家に聞いてください、と仰るのです。問題がどんどん細かくなっていって、結局何が問題なのか分からなくなってきてしまったのです」

3ヶ月前にお父様を亡くされたAさん。

HPをご覧になって、お問い合わせいただきました。

いろいろお話しすると、結局、Aさんは親のアパートを引き継ぎたいのに、弟さんはアパートを売って半分に分けたいと言っている。どうしたら弟さんに納得して貰えるのか、ということのようです。

Aさんなりに弟さんへの代償金額を計算し、その資金を銀行から借りる見込みもついているようです。

確かに、その代償金額で、そのローンの条件ならば十分キャッシュフローを得ることができます。

ただ、弟さんは、Aさんの計算した代償金額を信用できない、とおっしゃっているとの事。

まあ、弟さんの立場からすると、それも当然です。

今回の場合、きょうだい仲を犠牲にすることで、金銭的メリットを得られる訳ではありません。

きょうだい仲が悪くなってしまうのは馬鹿らしいので、決して弟さんが欲張りという訳ではないことをご説明。

Aさんのご希望に沿うためには、弟さんにご納得いただけるような、客観的で説得力のある不動産鑑定書を作成することが大事になってきます。

ただ、不動産鑑定の結果、Aさんの想定よりも高い代償金額が必要になってしまうと、約30万円の不動産鑑定費用がもったいない。

なので、不動産鑑定による代償金額がご希望の金額内に収まるかを検討した上で、不動産鑑定のご依頼をお受けすることにしました。

個別相談はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?