マンションを高く売るための登記
区分建物の区分登記のご依頼をいただきました。
結構珍しい登記です。
区分建物というのは、一棟の建物の中にある、構造上区分されて、独立して使用できるようになっている建物のこと。
一般的には分譲マンションのことです。
今回の建物は、一棟のマンションがフロア毎に区分されている建物。
フロアそれぞれが一つの区分建物になっているということになります。
各フロアにはワンルームマンションが10室あるので、10室まとめて一つの区分建物になっているということになります。
この物件が分譲された時には、ワンルームマンションの価格も安かったので、ワンフロアーまとめて販売することもできました。
ただ、昨今の物件高では、まとめて販売するよりも、一部屋づつ販売した方が売りやすく、トータルで高く売れることになります。
そこで、オーナーさんは、一室づつ独立した区分建物にするために今回の登記を申請することになったのです。
この登記を申請するためには、各部屋が独立して使用できる構造になっていることが必要になります。
また、購入される方がローンを使いやすくするために、建物の種類を「居宅」にしておくことも必要です。
それを確認するために、11時に現地調査。
昼時に行ったのは、これを食べるためでした。
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