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金銭的メリットは営業力の決定的な差にはならないことを教えてもらいました。

「あと2年ぐらいで司法書士はやめようかと思っているんですよ。」

 

15年以上お世話になっているT先生。

正直なところ、不動産の決済をお願いするだけならば、どの司法書士さんにお願いしても同じです。

なのに、どうして15年以上同じ先生にお願いしているのかというと、、

普通の売買決済だけではなく、初めてお願いするような案件でもしっかり対応してくれるから。

というのもありますが、結局は、、

「馴染む」感じ。

大きな事務所ではありませんが、長年にわたって繁盛し続けているのはそう感じる人が多いんだと思います。

営業活動に熱心な司法書士さんの中には、現金を仲介会社の担当に払ってくれる方もいます。

私自身も、決済後に「お昼でも食べてよ」と5,000円渡されたことがあります。

特に手数料の高い先生では無かったので後ろめたいお金ではありませんが、それでも何だか落ち着かない感じ。

そのまま財布にしまうのも気持ち悪くて、実際にお客さんと豪華なランチをいただいて使ってしまいました。

(悪銭身に付かずというやつですかね)

もちろん、その先生に依頼することはありません。

案外、金銭的要素って意思決定の決定的要素にはならない、というか、あまり露骨にやると逆効果な気がします。

話は逸れましたが、とにかくT先生に2年後にやめられると困ります。

普通の不動産決済は別の先生にお願いするとして、何とか、2年後も単発のややこしい案件はやってくれそうな感じで話をつけました。

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