見出し画像

とにかく横着がしたい内勤マンの業務改善プラン

内勤小売マン、プログラミング初学者です。
主に需要予測やら在庫管理などを行っております。
私の勤務先でもデジタル、DX化の機運は高まっており
新しい知識を習得することで社内のDX化を推進し、
私自身が楽に仕事ができるよう改善案を考えてみました。

Idea01:基幹システムデータ取得ルーティンワークを自動化

物流系基幹システムのAS/400へクエリを手作業で入力する。
抽出されたEXCELデータを所定のフォルダへ保管する。
手作業でのルーティンワークのため、自動化することで人時が削減できる。

IBM i オペレーティング・システム(旧称 : AS/400)
https://e-words.jp/w/AS-400.html

改善手法
RPAを使って作業を自動化する。
懸念事項
①最新のクエリが反映されるため、自分が打ったクエリが後から打った人に書き換えられてしまうことがある。
②システムでエラーが発生し抽出作業が行われないことがある。

Idea02:在庫発注作業の自動化

プログラムで整形されたエクセルを使用し発注を行う。
需要の計算の大半はデータと計算式で組み上げられている。
イレギュラーなデータがあった場合に需要計算の設定や、
データの修正を手作業で行っている。
その際の計算方法の設定ロジックやデータの修正方法を自動化し、
暗黙知の排除、ミスの削減、人時の削減をしたい。
改善手法
VBAを使って作業を自動化

Idea03:契約数量管理の作業の自動化

特定の商品はお客様ごとにいつからいつまでの期間に供給する数を契約して管理している。お客様ごとに所定のエクセルに必要数量を記入してもらいメールで返信していただく。頂いたデータを集計し、基幹システムへ手動で入力する、ミスも許されず人時が掛かっており、担当している作業者への負担が大きい。
改善手法
RPA+スプレッドシートで作業を自動化
エクセル書式+メール返信ではなく、お客様にスプレッドシートに記入してもらいRPAを使ってデータ抽出し、RPAで基幹システムへインポートできる書式へ整形する。

Idea04:他ECサイト価格データベースの作成

他店の価格調査はGW、盆、暮れ、正月等の店舗巡回時に行っているが
各個人の知識、または各部での一時的なデータになってしまっている。
社としてデータを適切に管理し、今後の価格設定の検証材料としたい。
改善手法
①各々が店舗巡回に行った際、企業コード+価格+JANをLINEに入力し、入力したデータをスプレッドシートに反映できるようにする。
②各種ECサイトにウェブスクレイピングを行い価格データを抽出する。

Idea05:基幹システムのマスタ変更作業の自動化

物流センターへの商品入荷時、基幹システムに登録されたITFコード(商品識別に使うバーコード)と入荷された商品のITFコードが一致しない場合、物流センターよりITFコードのマスタ変更依頼がFAXで送付される。送付された内容に基づき基幹システムのITFコードのマスタを修正し、物流センターの倉庫管理システムへ修正したマスタを送信することで商品の入荷が可能となる。
商品の包装変更などが多く起きるシーズンでは1日に何十枚もの変更依頼を処理する必要があり、マスタの変更を行わないと商品の入荷ができずにセンターの作業も止まってしまう。

改善手法
FAXでのデータ送信からスプレッドシートへデータを記入してもらう方式に変更し、特定時間でデータ取り込み、マスタ変更、マスタ送信をRPAで行う。
懸念
食品部門だと変えてはいけない等ローカルルールがある。
人がチェックしなければいけないルールを明確に落とし込めるか。

まとめ

今の職務での課題と解決策をデジタルを使って改善しようと考えてみました。まだまだ荒削りなので細部は詰められていませんが、新しい知識を習得して少しずつ取り組んでいきたいと考えてます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?