見出し画像

うたう・ひびく・つながる

私は合唱が大好きです。

note(合唱)

全体をぼかしてしまって分かりづらくなっていますが、↑の写真は自分たちが企画した演奏会の中で一番参加人数の多い演奏会の記念写真です。
ざっと数えてみても70人以上はいるはずです。

私の合唱に対する熱い思いは下記の記事でお話しました。

この記事の中で合唱に関する新しいサービスを考えましたが、今回はさらに詳しくこのサービスについて深堀りしていきたいと思います。

なぜ必要なの?

人の接触を控える世の中において、「たくさんの人と一緒」に音が漏れないよう「密閉した空間」で「大きな声を出し」て歌う合唱はその活動のほとんどすべてが止まってしまい、業界全体が元気を失ってしまいました。
演奏会はもちろん、年に一回開催されるコンクールも中止を余儀なくされました。
現在は少しずつ規制も緩和され、今年はコンクールも開催されますが、他団体の演奏は聞けないなど、以前と同じような開催形態とはいきません。

合唱活動に活気を取り戻すべく、合唱好き同士が繋がれるサービスが必要です。そこに以前から個人的に課題だと感じていた部分の解決策も投じていきます。

note(合唱)3

どんなサービス?

合唱に取り組んでいる方々なら一度は感じたことのある悩みを解消できるサービス、その名も「Chor Ring」です。
具体的には次のとおりです。

・自分の合唱経歴、所属団体、活動可能地域、好きな曲などを登録する。
登録したプロフィール情報を元に「あなたにピッタリの団体」「おすすめの演奏会」をAIが判定し自動で表示してくれます。

・団体紹介
登録されている合唱団体を一覧で確認できます。活動地域、年齢層、練習日、団員数、歌う曲のジャンルで絞ることで好みの団体を探しやすくします。

・団員、指揮者、伴奏者募集
各団が必要としている団のメンバーを募集できます。いくつかの条件を登録しておくことで、応募するユーザーが自分の希望にあった団を探しやすくなります。

・演奏会のお知らせ
登録団体の演奏会のお知らせを一覧で確認できます。日付と時間、会場、曲目で情報を絞れるようにし、今日行ける演奏会を探しやすくします。

・演奏会の手伝い募集
演奏会当日の受付やドアマン、伴奏者の譜めくり、照明、アナウンスなどのお手伝いを募集できます。演奏会経験の少ない方にとっては「演奏会はどうやって運営されているのか」が学べる貴重な場となります。

・演奏会チラシ挟み込み募集
演奏会で配布されるプログラムに、別の演奏会のチラシを挟み込むことは大きな宣伝効果に繋がります。伝手がないとこの挟み込みも難しいため、チラシを挟ませてくれる団体を探せます。

・合同演奏会参加団体の募集
複数の団体と合同で演奏会を企画することで、団体ごとの演奏会の負担を軽減します。サービスを通じて団体を募集することでバラエティに富んだ演奏会を催すことができます。

・演奏依頼の募集
学校、地域のイベント、福祉施設などで演奏をお願いしたい人が、主旨にあった団体に演奏を依頼することができます。サービスを通じてコンタクトを取ることで個人間でのやり取りによるトラブルを防ぎます。
登録団体も自身の発表の場を広げるチャンスにつながります。

・情報交換広場
効果的な練習方法、新曲情報、演奏会に使用する会場や、衣装制作業者の口コミなど、合唱愛好家の「知りたかった」を共有し日々の合唱活動をより活発にします。

・演奏動画、音声の投稿
団体の紹介として、実際に演奏している動画または音声を投稿できる機能も用意します。

・全日本合唱連盟と協力
全日本合唱連盟と協力することで、より幅広い層にもアプローチします。
パソコン、スマートフォンを使用しない方でもこのサービスが使用できるよう紙面での情報登録、情報提供を素早くできるインポート・エクスポート機能も搭載します。

note(合唱)4

どんなイメージ?

主にスマートフォンでの使用を想定しています。
イメージは次の通りです。

あくまでも現時点でのイメージとなります。
誰でも簡単に使えるものをイメージしています。

常に更新され、ここから新たな団が誕生したり、毎日どこかで演奏会が行われている、そんな合唱ライフが生まれたら感動のあまり歌いだしてしまいそうです。(結局歌うんかい)

誰に向けたもの?

合唱を愛するすべての人が使用可能です。
ですが、合唱に馴染みのない方も使用できるサービスを考えています。
具体的には次のような方々をイメージしています。

・どの団体にも属していない合唱が好きな人
自分の好みにあった団体を探しやすくなることで、最初の一歩を踏み出しやすくします。

・自分たちの団体を宣伝したい人
各種SNSがあると言えど注目してもらうのはそう簡単なことではありません。まずは合唱に興味のある人々に宣伝することで注目してもらいやすくなります。

・演奏会関連でお願いしたいことがある人
演奏会のお手伝いは団員の家族、友人に頼むということがほとんどですが、演奏会経験のある方、ホールに詳しい方がお手伝いに来てくれたら百人力ですよね?チラシの挟み込みもサービスを通じて申し込めれば依頼しやすいはずです。

・発表の場を作りづらい団体
少人数団体ほど発表の場の確保は難しいもの。演奏依頼を受け経験を積み、合同演奏会の募集に繋げていくことができます。

・イベントで演奏してほしいがどこに依頼したらいいか分からない人
地域のイベントや福祉施設などで「演奏ボランティアにきてほしいな」と思っていても、伝手がないとどの団に依頼したらよいか分かりません。依頼してみたら人数の多い団体で発表場所の規模と合わなかった、なんてことも起こりえます。そんな時にこのサービスを使えば希望にマッチした団に出会えるでしょう。

新サービスを通じて、合唱と人々を繋げていければと思っています。

note(合唱)2

最後に熱い思いを聞いてください

合唱活動を再開させ、以前のように、いえ、以前にも増して合唱活動を盛り上げていきたい。
たくさんの合唱を愛する人たちと共に歌い、あのホールに響き渡るハーモニーを体感したい。
たくさんの人たちと歌を、合唱を通して感動を共有したい。
その熱量だけでこの新サービスを考えました。
超えなければいけないハードルはいくつもあると思います。目新しさもないかもしれません。ですが、これから時間をかけてブラッシュアップし新技術を織り交ぜたものが考え出せればと思います。

世の中がどんな状況になっても人々から歌を取り上げることはできません。
なぜなら感情が高ぶると言葉は歌になるからです。
歌は「訴える」からきているという説もあります。

よく「ミュージカルは突然歌いだすのが意味不明」という意見を耳にしますが、あれは感情が高ぶった結果歌になったというだけなのです。
怒りのあまり泣き叫ぶ子ども、興奮のあまり早口で喋りまくるヲタク、恋人にフラれ茫然自失となり涙ながらに語る男、これらの場面に伴奏をつけたら、それはもう歌でありミュージカルですよ。

話がそれました。

歌う楽しさを、言葉が伝える感動を、人々が思いを共有しあう未来を目指して。
合唱で人生が豊かになった私から、合唱へのささやかな恩返しができますように。

note(合唱)5

歌い終わりに足元確認する投稿主。(写真真ん中)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?