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マガジン

  • 書評講座 Vol. 6

    • 5本

    課題書:1)ハリケーンの季節(フェルナンダ・メルチョール著、宇野和美訳、早川書房)、2)自由選書

  • 書評講座 Vol. 5

    • 5本

    課題書:1)ものまね鳥を殺すのは:アラバマ物語(ハーパー・リー著、上岡伸雄訳、早川書房)、2)「神は俺たちの隣に」(ウィル・カーヴァー著、佐々木紀子訳、扶桑社ミステリー文庫)、3)自由課題

  • 書評講座 Vol. 4

    • 8本

    課題書:1)インヴェンション・オブ・サウンド(チャック・パラニューク著、池田真紀子訳、早川書房)、2)自由課題

最近の記事

〈書評〉『神は俺たちの隣に』

第5回翻訳者のための書評講座に参加しました。当日の欠席はご連絡していたのですがお伝えきれなかったようで、幽霊部員みたいになってしまい失礼しました。録画を見たうえで皆さんのご指摘を反映して書き直しました。 前回、この講座で初めて提出した書評の時と同様、説明が足りないために読者に疑問を抱かせる点が最大の問題点です。字幕翻訳のときも同じなのですが、何度も繰り返し読んだり見たりしてうちに、読者や観客の立ち位置に戻れなくなってしまう未熟さ。次回こそ独りよがりに決別しようと思います。

    • 改訂版『フォレスト・ダーク』(ニコール・クラウス著 広瀬恭子訳 白水社)書評

       テルアビブの海岸に建つコンクリートの無骨なホテル、ヒルトン・テルアビブが、ニコール・クラウス著『フォレスト・ダーク』の要となる場所だ。物語の舞台はニューヨークとイスラエル、主人公はエプスティーンとニコールの2人である。  最初に登場する主人公はジュールス・エプスティーン。弁護士として名を馳せ、欲しいものは何でも、富も地位も名誉も幸せな家庭も手に入れてきた68歳の男性だ。常に人と議論を戦わす攻撃的な面を持ちながら、好奇心旺盛で多くの人を惹きつける精力的な人物である。ところが両

    〈書評〉『神は俺たちの隣に』

    • 改訂版『フォレスト・ダーク』(ニコール・クラウス著 広瀬恭子訳 白水社)書評

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