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大人と子供の時間軸の長さ

今年も5月半ばになり、もう少しで1年のうち
1/3が過ぎようとしています。
えー早い!!と、私は感じます。
大人になると、
どうして早く時間が過ぎたように感じるのでしょうか。

"1年が早く過ぎるように感じる"、
この現象を心理学的に説明した人がいます。
それがフランスの哲学者・ポール・ジャネ。
ジャネは〈ジャネの法則〉を発案しました。
〈ジャネの法則〉とは
「主観的に記憶される年月の長さは
年少者にはより長く、年長者にはより短く
感じられる」という現象を、心理学的に
説明したもの。

例えば、50歳の人間にとって1年の長さは
人生の1/ 50 。
一方で、
5歳の子どもにとって 1年は人生の1/ 5 。
つまり、
50歳の大人にとっての10年間は、
5歳の子どもにとっての1年間にあたり、
5歳の子どもとっての1日は、
50歳の大人にとっての10日にあたることと
なるのです。
ざっくり言えば、50歳と5歳の時間軸は
『おとなの10年=こどもの1年』。

〈ジャネの法則〉は「生涯のある時期における
時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する
(年齢に反比例する)」ということ。
生きてきた年数によって過ぎていく時間が
どんどん早く感じるということになります。

時間を長く感じたり短く感じたりは、
別の場合もあります。
例えば、学生時代にあまり好きではない科目は
好きな科目に比べて、授業が長く感じたり、
別の例えは、推しのライブに行っていると
長時間ライブでも、あっという間に終わりを
迎えて、時間の長さを感じません。

人生100年時代、と耳によく聴きます。
しかし、この時間軸で考えると、
自分が残された時間が、心理的には
そんなに長く感じられにくいのではと思えます

では、どうしたら良いかを考える。
大人の私は、
ただ なんとなく毎日に追われて過ごせば、
あっという間に1年が過ぎてしまいます。
だからこそ、時間を忘れて没頭できることを
みつけて充実した時間を過ごしたいです。

時間を忘れて没頭出来ることなんてないし、
日頃家事、育児、介護、様々な勉強、仕事など
忙しく、そんな余裕なんて持てないと思う人が
いらっしゃるかもしれません。
私自身、仕事は不規則かつ年中無休の職場で
勤務であり、時間的余裕はない方だと思います
そもそも、私は今まで経験させていただいた
数々の仕事は内容は違えど やりがいを持ち
没頭して仕事をしていました。
私は仕事が好きなのです。そして今の私は、
現在の新生児と毎日向かう仕事が心から好きで
勤務中とても充実しています。
加えて、やりたいことが他にも沢山ありすぎて
やらないことを決めて思考の断捨離が必要です

私の例は稀かもしれません。
とはいえ、、、
仕事一筋の方は多いでしょう。
その場合は仕事でなかでも時間を忘れるほど
集中できる業務を考え、それを深掘りしてみる

または仕事外で、今まで生きてきた中で
なんなくやれたこと、好きだったことを
思い出して再チャレンジしてもいいですよね。
時間は誰しも平等です。

少しずつ意識して時間を過ごしてみるのも
良いかもしれません。
起きた出来事をしっかり思い返してみると
過ぎた時間を、今までよりもう少し長かったと
感じられるかもしれません。
自分の人生、自分らしく充実して生きたいです


今日も1日が始まります。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

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