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前の職場に戻るとき~ アルムナイ採用~

『アルムナイ採用』の単語をご存知でしょうか。
恥ずかしながら、私は先日Audibleにて初めて
その言葉を聴いたのです。

検索すると、例えば
東京都では都庁にてアルムナイ採用を取入れており
都庁のサイトには(東京都総務局人事部)
アルムナイ採用選考は、
転職や育児・介護等で
東京都を退職した職員を対象
有為な人材を厳選して再採用する選考
と記載があります。
つまり
アルムナイ採用(制度)とは、
自社を退職した元社員を再雇用する事をいい、
「再雇用制度」「出戻り自由制度」等と
呼ばれる

日本経済新聞では
就職情報サイトのマイナビが発表した
中途採用や転職活動に関する調査
‥2024年7月1〜6日にインターネットで実施
 従業員数3人以上の企業に所属の
 20〜50代の正社員から回答を得た。
 有効回答数は1383件
によると、
転職経験者の3人に1人が
「過去退職した会社に戻りたいと
 思った事がある」
と回答したこと、
そして
「ライフステージの変化や
 前職の良さに気づいた」
との回答を新聞に掲載しています。

では、私の場合はどうなのか。
私は現在の職場に転職して2年が経つ。
慣れない上、パワハラに遭ったり、
非常に苦しい1年以上を過ごしました。
途中、前職の役員より戻ってこないかと
お誘いいただくも、嬉しい気持ちはあるものの
覚悟を決めて転職に挑んだ自分を後押ししたく
お断りしました。
綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、
そんな素敵なことではなく、
私なりに長く生きていた人生で
自分が何年もかけて考えて結論を出し
実行に移した転職を
後悔したくはなかったし、
ちょっと強がっていたのかもしれません。
今は、その選択は正しかった、と心から
言えるのです。

そして 上記の調査において
転職経験者のうち57.5%が退職した会社の人と
「連絡を取っている」と答えた、
とのこと。

一度退職した社員を再雇用するアルムナイ採用を
導入する企業は増えている。
現に都庁という公的機関が採用している。

現状を踏まえて考えてみれば
退職者が戻りたいと思うような環境整備が
採用側には求められる上、
更に 退職者と連絡が取れる環境を作ることで
プラスの影響がある、ということ。

そして、
退職した社員の再雇用には、
退職者側が “良い辞め方” をしている必要があり
企業側も “良い送り出し方” をしている必要が
ある。

退職したら、全てをリセットしたい気持ちで
一切連絡を断つことも否定はしません。
しかし 人生は長く短い。
立つ鳥跡を濁さず、とは言うけれど
気持ち良い辞め方をして、
良いご縁を絶やさずにいられたら素敵です
ご縁が繋がりアルムナイ採用で、
再チャレンジもアリでしょう。
何処で働いていても
今を誇り高く笑顔で生きていたいです。

今日も1日が始まっています。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

#ジブン株式会社マガジン

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